この練習では、AutoCAD Raster Design toolsetで使用可能な 2 つの配置設定コマンドを使用します。
変更を加える前に既存のジオメトリを使用してイメージを配置設定することにより、ラスター データまたはベクトル データを修正するときの尺度や位置の不一致を避けることができます。
この練習を行う前に、AutoCAD Raster Design toolsetのオプションが「練習 A1: AutoCAD Raster Design Toolsetのオプションを設定する」で説明したとおりに設定されていることを確認します。
イメージを尺度変更する
イメージ内の線と図面内の線は、位置合わせされていません。
[ビュー管理]を選択します。 [モデル ビュー]リストを展開し、現在のビューを TU_scale に設定します。
教室の幅の計測値は約 34 フィート(約 10.4 メートル)です。図面上で、25 フィート(7.5 メートル)にする必要があります。
このサンプルは、中央の教室の幅を計測するために指定する 2 点を示しています。

[配置設定]
[尺度]を選択します。 次に、基点として中央の教室の外側の壁と左側の壁との交点を指定します。

イメージをベクトル線に位置合わせする
[ビュー管理]を選択します。 次に現在のビューを TU_extents に設定します。
[配置設定]
[位置合わせ]を選択します。 次に、1 番目の基点として建物の左上コーナーの外側の壁の交点を指定します。




イメージは、ベクトル線に位置合わせされています。