穴フィーチャの生産性、ワークフロー、UI の機能強化

生産性の向上

新しい[穴]コマンドでは、次の生産性向上機能が用意されています。
高速化 効率的なワークフローにより、クリック回数、マウス移動、コンテキスト切り替えが減少し、速度や生産性が向上します。その他のパフォーマンス向上は、ねじまたはクリアランス データのロードによって実現されます。
機能性向上 配置の選択タイプを簡素化しました。必要なものを選択する必要はなくなり、操作から推定されます。
堅牢なモデリング 先にスケッチを作成することなく複数の穴を追加できます。
柔軟性 穴を配置するための高速な線分オフセット寸法と、同心円拘束、基となるスケッチを作成するコマンドがあります。
シームレスなワークフロー 穴定義とスケッチの間を移動して、プロパティを追加または修正したり切り替えます。
必要なものを、必要なときだけ コンテキスト内寸法は、ミニ ツールバーから置き換わり、モデルを操作するときにパラメータに直接アクセスできます。

ユーザ インタフェースの拡張

[穴]コマンドは、ワークフローを合理化し、簡単に再利用するための穴のプリセットを提供します。

主要な概念
合理化されたワークフロー

[プロパティ]パネルのワークフローは上から下です。つまり、プロパティを設定または変更すると、その下にあるセクション内のプロパティに影響を与える可能性がありますが、それらのプロパティは前のセクション内のプロパティには影響しません。

改善された寸法順序は穴の値入力を高速化します。

プリセットでは、よく使用されるプロパティ セットの作成および再利用が可能です。

階層リンク

階層リンクは、フィーチャの作成と編集を支援します。穴フィーチャ(Hole3)が編集されているイメージ(左)で、「Sketch4」をクリックしてスケッチを編集するか、または「Hole3」をクリックしてパラメータを定義するフィーチャを編集することができます。

展開/折り畳み

[パネル]セクションは使用方法に応じて展開や折り畳みができ、パラメータの使用頻度に合わせてユーザ インタフェースをカスタマイズできます。[パネル]セクションは、最後に使用された状態を記憶します。
パネル メニュー

ドロップダウンでは、ヘルプおよびその他の高度な設定へのアクセスを提供します。メニューはコンテキストに基づいて調整されます。たとえば、[プロパティ]パネルは 1 つのリスト、モデル ブラウザは 1 つの設定、などです。

[プロパティ]パネルの詳細については、「[プロパティ]パネルの概要」を参照してください。

[穴]コマンドの詳細については、「穴を作成するには」を参照してください。