スケッチのソース平面を特定する
スケッチが最初に作成された面または平面を特定できるようになりました。ブラウザでスケッチを選択し、右クリック メニューで[入力を表示]を選択すると、ソース平面またはソース面が表示されます。
2D スケッチ内で円形ジオメトリまたは円弧ジオメトリの間に接線寸法を作成する
2D スケッチ内で円形ジオメトリまたは円弧ジオメトリの間に接線寸法を作成できるようになりました。このワークフローでは、従来の直径寸法または円の中心点を使用する代わりに、接線寸法を使用して円を完全に拘束することができます。
[すべての拘束を表示/非表示]の表示設定保持
スケッチの作成時および編集セッション中に、[すべての拘束を表示/非表示]の表示設定がアクティブなまま保持されるようになりました。これまでは、新しいジオメトリを作成したり、新しいスケッチを開始した場合には、表示または非表示の設定は保持されませんでした。
スケッチ寸法を非表示にする
[オブジェクトの表示設定]リストに、[スケッチ寸法]オプションが追加されました。このオプションを選択すると、2D または 3D スケッチを表示し、関連するすべてのスケッチ寸法を非表示にすることができます。これまでは、スケッチ寸法を別個に非表示にすることはできませんでした。このオプションは、パーツとアセンブリの両方で使用できます。
スケッチ共有の一貫性
スケッチを共有する際に、ブラウザ内でフィーチャの上にスケッチをドラッグすると、スケッチが自動的に表示されるようになりました。共有スケッチの表示状態は、右クリック メニューから[スケッチを共用]を選択した場合と同じになります。
3D スケッチの[サーフェスにラップする]
[サーフェスに投影]コマンドの[サーフェスにラップする]オプションが強化されました。[サーフェスにラップする]操作の結果を予測することが容易になり、より多くの種類のサーフェスにラップできるようになりました。次の図に、2015 および 2016 で、2 つの平面上に直線をラップした結果と、曲線をラップした結果を示します。
右クリック メニューの新しいスナップ点
これまでは、右クリック メニューの[点スナップ]で使用可能だったスナップ点は、[中点]、[中心]、[交差]のみでした。次のスナップ点が追加されました。
- [端点]
- [仮想交点]
- [四半円点]
- [2 点の中点]
3D スケッチのシルエット曲線
シルエット曲線の作成コマンドに新しいオプションが追加されました。選択した面、直線の面、または内側の面を曲線の生成対象から除外できるようになりました。