Inventor 2017.4 の新機能

Inventor 2017.4 では、Inventor 2018 を使用している他のユーザと作業することができます。

Inventor AnyCAD

将来の(新しい)バージョンの Inventor のパーツ ファイルとアセンブリ ファイルの参照

自分が作業しているバージョンとは異なるバージョンの Inventor を使用しているユーザと、一緒に作業ができるようになりました。このワークフローのことを Inventor AnyCAD と呼びます。

Inventor 2017 以降では、将来の(新しい)バージョンの Inventor のパーツ ファイルやアセンブリ ファイルを旧バージョンで参照することができます。たとえば、Inventor 2017 で Inventor 2018 のパーツ ファイルを参照できるようになります。

2018 の Inventor ファイルをサポートするためには、Inventor 2017.4 をインストールしておく必要があります。Inventor 2017.4 は、Autodesk デスクトップ アプリまたは https://manage.autodesk.com からダウンロードできます。

将来のバージョンの Inventor のパーツ ファイルやアセンブリ ファイルへの参照を作成するには、[開く]、[配置]、または[派生]コマンドを使用します。

マイグレーション: 新しいバージョンの Inventor でファイルを開いて保存するか、タスク スケジューラを使用して参照のあるファイルを将来のバージョンにマイグレーションすると、将来のバージョンの参照が Inventor の標準の[配置]および[派生]の関係にマイグレーションされます。

詳細については、「Inventor AnyCAD の概要」を参照してください。

AnyCAD の機能強化

新しいバージョンの AnyCAD 形式のサポート

お使いのバージョンの Inventor に対応した最新の更新プログラムをインストールする必要があります。更新プログラムは、Autodesk デスクトップ アプリまたは https://manage.autodesk.com からダウンロードできます。

詳細については、「他の CAD システムからのファイルのインポートに関する概要」を参照してください。

スケッチの寸法記入時または拘束時のジオメトリの自動投影

これまで、垂直な作業平面を持つスケッチ ジオメトリに寸法または拘束を追加する場合は、[ジオメトリを投影]コマンドを使用して、選択した作業平面を投影する必要がありました。

今後は、寸法記入または拘束を行うスケッチに対して直交する平面を選択すると、次のコマンドの実行時に、選択した作業平面が自動的に投影されます。

詳細については、「ジオメトリを 2D スケッチに投影するには」を参照してください。