高度の管理は、関連のあるふた、マンホール、セクションで高さの値を一貫させます。下水フィーチャの高さと測定された深さとの高度の関連は、検証される必要があります。測定値と計算値は比較され、互いに検証されます。たとえば、底の高度にマンホールの深さを加えた結果は、ふたの高さになるはずです。
高さは、土地の高度または海面上の高さです。高さは通常 *_Z 属性に保存されます。深さは通常メートル法で測定される値です。
下水ネットワークでは、高さと傾斜の保存は非常に重要です。データ モデルは、シンプルなアプローチと詳細なアプローチの両方を提供します。マンホールを接続するだけでネットワークを保存でき、また、中間ポイントを使えばさらに詳細なモデルが得られます。自分のワークフローに応じてネットワークを改良することもできます。最初に、測量者が地上のふたを測定します。次に、下水の専門家が地下の下水ネットワークで正確な座標と高さを測定します。
マンホールまたはマンホール ストラクチャに入るセクションのエントリに中間ポイントを使わない場合は、セクションに次の値が有効になります。

下水データ モデルは、シンプルなストラクチャまたは詳細なストラクチャのどちらにもセクション属性を保存します。
[セクション高度の計算]フィーチャ ルールは、一貫性のある高度の値を計算します。値を修正すると、プロンプトが表示され、関連する値を調整するよう求められます。既定で、このフィーチャ ルールはアクティブになっています。しかし、下水インダストリ モデル オプションでフィーチャ ルールの実行を設定しなければなりません。
高度、傾斜、高さの自動計算を、下水インダストリ モデル オプションで有効にしなければなりません。また、どの値を計算するかを定義できます。下水インダストリ モデル オプションを参照してください。
| 高度 | フィーチャ ルール |
|---|---|
|
マンホール底の高度 |
Cover_Start.Z – Manhole_Start.DEPTH =Manhole_Start.BOTTOM_ELEVATION Cover_End.Z – Manhole_End.DEPTH =Manhole_End.BOTTOM_ELEVATION |
| セクションの入力と出力 Z |
Cover_Start.Z – Section.INPUT_DEPTH = Section.INPUT_Z Cover_End.Z – Section.OUTPUT_DEPTH = Section.OUTPUT_Z |
| 傾斜(セクション) |
TOTAL_SLOPE = (START_Z – END_Z)/TOTAL_LENGTH PIPE_SLOPE = (INPUT_Z – OUTPUT_Z)/PIPE_LENGTH |
| 落下の高さと入力の段階 |
Section.FALL_HEIGHT = Section.OUTPUT_Z – Manhole_End.BOTTOM_ELEVATION Section.INPUT_STEP = Section.INPUT_Z - Manhole_Start.BOTTOM_ELEVATION INPUT_STEP > 0: 水枕 INPUT_STEP < 0: ステップ です。 |

フィーチャ ルール チェックの値
いくつかのフィーチャ ルールは高度の一貫性をチェックします。たとえば、流れ方向が連続しており、管の傾斜が常に 0 以上であることを確認します。

下水データ モデル: 入力ステップが 0 未満のセクション

下水データ モデル: 落下高さのあるセクション