自動キーを使用する

再生コントロール(Playback Controls)の下にある自動キー(Auto Key)を選択すると、現在時刻やアトリビュート値を変更するたびにアトリビュートにキーが自動的に設定されます。自動キー(Auto Key)を使用するには、アトリビュートにキーが事前設定されていなければなりません。

注: IK ブレンド(ikBlend)アトリビュートがオフになっていると、自動キーフレーム設定によって IK ハンドルに追加のキーが生成される場合があります。

たとえば IK ハンドル(Ik Handle)IK ブレンド(IK Blend)がオフであるがスナップの有効化(Snap enable)はオンになっている場合は、ハンドルがエンド エフェクタの位置に移動します。これにより、IK ハンドルを持つ腕のスケルトンを作成して IK ブレンド(ikBlend)をオフにし、肩ジョイントを回転させることで、IK ハンドルを手首の位置にすばやくスナップさせることができます。自動キーフレームがオンで IK ハンドル変換用の animCurve がすでに存在する場合は、ハンドルが移動するため、自動キー フレームでキーフレームが余分に生成されます。

この問題を回避するには、スナップの有効化(Snap enable)または自動キーフレーム設定をオフにしてください。

アニメーションに自動キーを実行するには

  1. 再生オプション(Playback Options)自動キー(Auto Key)をオンにします。自動キー(Auto Key)がアクティブな場合は、ボタンが赤でハイライトされます。
  2. オブジェクトの任意のアトリビュートにキーを設定します。
  3. タイム スライダ(Time Slider)の新しいタイムに移動します。
  4. 以前にキーを設定したアトリビュートの値を変更します。

    そのアトリビュートに対してキーが作成されます。新しいタイムに移動してアトリビュートの値を再び変更すれば、別のキーを作成できます。

自動キーで現在のキーを保持するには

    現在のキーの保持(Hold Current Keys)では、選択したオブジェクトのアニメートされたアトリビュートすべてに現在のタイムでキーを設定します。たとえば、キャラクタの歩行サイクルをアニメートするとします。足が地表に触れるときには、足の位置を多数のフレーム用に保持する必要があります。自動キー(Auto Key)を単独で使用する場合は、キーが設定される前に値を変更しておく必要があります。現在のキーの保持(Hold Current Keys)では、値が変更されない場合でも、足にキーを設定します。

  1. 自動キー(Auto Key)をオンにします。 自動キー(Auto Key)がアクティブな場合は、ボタンが青でハイライトされます。
  2. 現在のキーの保持(Hold Current Keys)を使用するアトリビュートを選択し、キーを開始位置に設定します。
  3. フレーム 30 で足が地表に触れるような歩行サイクルのアニメーションを作成します。

    歩行サイクルの後半、たとえばフレーム 60 では、この位置で別のキーが必要になります。

  4. キーを設定するアトリビュートを明示的に指定する代わりに、フレーム 60 に移動して、キー > 現在のキーの保持(Key > Hold Current Keys)を選択します。