Maya の既定の設定では球体ボリュームを使用し、減衰半径(Falloff radius)に含まれるコンポーネントが定義されます。ただし、減衰半径(Falloff radius)をサーフェスの輪郭に追従させる必要がある場合があります。これには、サーフェス(Surface)ベースの減衰を使用します。
耳を尖らせるには
- ツールボックス(Toolbox)の移動ツール(Move Tool)をダブルクリックします。
ツール設定(Tool Settings)エディタが表示されます。
- ソフト選択(Soft Selection)セクションで、減衰モード(Falloff mode)をサーフェス(Surface)にします。
- モデルをタンブルさせて左側の耳がよく見えるようにします。
- 頭部を
クリックし、表示されるマーキング メニューで頂点(Vertex)を選択します。メッシュに頂点が表示されます。
- 耳の先端の頂点を選択します。
- [B]キーを押したままマウスを左右にドラッグして減衰半径(Falloff radius)を調整し、耳の上半分を囲みます。
- 耳が尖ってくるまでマニピュレータを引っぱります。
サーフェス(Surface)ベースの減衰では、変換の影響を耳だけに及ぼすことができます。ボリューム(Volume)ベースの減衰を使用すると、頭部のパーツも耳と一緒に動いてしまいます。
- スケール ツール(Scale Tool)を選択して X 軸に沿って耳をスケールし、耳を薄くします。
- 再度移動ツール(Move Tool)を選択し、耳の尖らせた先端を顔から離します。