リトポロジ化オプション(Retopologize Options)

すべてのフェースを四角形に確実に維持しながら、選択したメッシュのサーフェス フィーチャを保持する、新しいクリーンなトポロジを生成します。メッシュ > リトポロジ化(Mesh > Retopologize)を選択した場合、または polyRetopo ノードが選択されている状態でアトリビュート エディタ(Attribute Editor)を開いた場合に発生する動作を設定するには、次のオプションを使用します。出力(Output)ウィンドウリトポロジ化(Retopologize)の進行状況を確認できます。

操作をキャンセルするには、終了する前に[Esc]キーを押します。
注: 大きな高密度メッシュにこの操作を実行すると、長い時間がかかる場合があります。
オリジナルの維持(Keep Original)

選択したオブジェクトのコピーをリトポロジ化するのか、それともオブジェクト自体をリトポロジ化するのかを指定します。このオプションを使用できるのは、リトポロジ化オプション(Retopologize Options)ウィンドウのみです。

ハード エッジの維持(Preserve Hard Edges)
リトポロジ化されたモデルのフィーチャ エッジとして、モデルのハード エッジ(メッシュ表示 > ハード エッジ(Mesh Display > Harden Edges))を使用するかどうかを指定します。このオプションをオンにすると、ハード エッジの周囲のフィーチャが、新しいモデル(リンクル、眉、唇など)により正確に変換されます。ただし、ハード エッジが多すぎると、アルゴリズムの実行に非常に長い時間がかかることがあります。このオプションをオフにすると、すべてのエッジがソフト エッジとして処理されます。このオプションを使用できるのは、リトポロジ化オプション(Retopologize Options)ウィンドウのみです。
ターゲット フェース数(Target Face Count)

リトポロジ化されたメッシュに必要なフェース数。これは厳密な値ではありません。どちらかというと、リトポロジ化(Retopologize)の達成目標値です。0 に設定すると、ターゲット エッジの偏差(Target Edge Deviation)によって結果の密度がコントロールされます。

許容値 (%)(Tolerance (%))

結果が許容範囲内と見なされる、ターゲット フェース数(Target Face Count)からの誤差の範囲(%)。値が非常に小さい(10 未満)の場合は、パフォーマンスが低下することがあります。

トポロジの規則性(Topology Regularity)

結果内の特異点(接続されているエッジ数が 4 未満の頂点)の数を決定します。値が小さいほど特異点は減少しますが、細部においてもスムーズになる可能性があります。

フェースの均一性(Face Uniformity)

作成されたメッシュ上のフェースをソース サーフェス シェイプに合わせて収縮または伸長できる量を定義します。値が小さいほど、四角形のサイズは可変になり、オリジナル メッシュの曲率に正確に従うようになります。値が大きいほど、生成される四角形のサイズが規則的になります。

異方性(Anisotropy)

円柱形の領域におけるマップの伸長度を表す、0 ~ 1 の値です。値を小さくすると、マップの伸長は防止され、長方形の要素が少ない高密度のメッシュが生成されます。値を大きくすると、マップの伸長が可能になり、より効率的で角度付きのメッシュが生成されます。