ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. MEL 例.
cutKey [-animation string] [-attribute string] [-clear] [-controlPoints boolean] [-float floatrange] [-hierarchy string] [-includeUpperBound boolean] [-index uint] [-option string] [-selectKey] [-shape boolean] [-time timerange]
[targetList]
cutKey は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。
このコマンドは、キーセット上に作用します。キーセットは、1 つまたは複数のアニメーション カーブ上の指定したタイム レンジ内のキー グループとして定義されます。
キーセットを構成するアニメーション カーブは、「-animation」フラグの値に依存します。
-
keysOrObjects:
- コマンド ラインにターゲット オブジェクトまたは -attribute フラグが表示されていない場合は任意のアクティブ キー
- アクティブ キーが存在しない場合は、コマンド ラインの targetList として指定されているオブジェクトのキーフレーム可能なすべてのアトリビュートに接続されたすべてのアニメーション カーブ
-
keys: アクティブなキーまたは接線のみに作用します。アクティブなキーまたは接線がない場合は、何も行いません。
-
objects: 指定したオブジェクトのみに作用します。オブジェクトが指定されていない場合は、何も行いません。
-animation フラグを使用して、「translateX」など attributeName という形式の引数を取る、多目的な -attribute フラグによって固有に識別されるカーブをオーバーライドすることができます。
アニメーション カーブ上の各キーは、カーブの時間値またはインデックスによって識別されます。時間とインデックスは、単独にあるいはリストの一部または範囲として指定することができます(例を参照)。
cutKey コマンドは、指定したターゲットからカーブ セグメントの階層をカットし、クリップボードに置きます。pasteKey コマンドを使うと、それらのカーブがほかのオブジェクトへペーストされます。
クリップボードにあるカットしたカーブのシェイプ、ソース アニメーション カーブへの cutKey コマンドの影響は、指定した cutKey の[「-option」によって異なります。以下のオプションについては、それぞれ例を用いて説明します。すべての説明において、ソース アニメーション カーブ(キーのカット元)には、10、15、20、25、30 の 5 つのキーフレームがあるものとします。
TbaseKeySetCmd.h
- cutKey -t "12:22" -option keys
- 時間 15 および 20 のキーフレームが除去されます。その他のすべてのキーは変更されません。
- 5 フレームのアニメーション カーブがキーセット クリップボードに置かれます。
- cutKey -t "12:22" -option keysCollapse
- タイム 15 と 20 のキーフレームを除去します。タイム 20 より後のすべてのキーが 5 フレームずつ左に移動し、値はすべてそのまま残ります。
- 5 フレームのアニメーション カーブがキーセット クリップボードに置かれます。
- cutKey -t "12:22" -option keysConnect
- タイム 15 と 20 のキーフレームを除去します。タイム 20 より後にあるすべてのキーが 5 フレームずつ左に移動し、以前はタイム 25 にあったキーがタイム 15 にあったキーの値に置かれます。
- 5 フレームのアニメーション カーブがキーセット クリップボードに置かれます。
- cutKey -t "12:22" -option curve
- タイム 15 と 20 のキーフレームを除去します。タイム 12 と 22 にキーが挿入されます。
- 10 フレームのアニメーション カーブがキーセット クリップボードに置かれます。
- cutKey -t "12:22" -option curveCollapse
- タイム 15 と 20 のキーフレームを除去します。タイム 12 と 22 にキーが挿入されます。タイム 22 より後のすべてのキーが 10 フレームずつ左に移動し、値はそのまま残ります。
- 10 フレームのアニメーション カーブがキーセット クリップボードに置かれます。
- cutKey -t "12:22" -option curveConnect
- タイム 15 と 20 のキーフレームを除去します。タイム 12 と 22 にキーが挿入されます。タイム 22 より後のすべてのキーが 10 フレームずつ左に移動し、タイム 12 に挿入されたキーがタイム 22 に新しく挿入されたキーと置き換えられます。
- 10 フレームのアニメーション カーブがキーセット クリップボードに置かれます。
- cutKey -t "12:22" -option areaCollapse
- タイム 15 と 20 のキーフレームを除去します。タイム 22 より後のすべてのキーが 10 フレームずつ左に移動し、値はそのまま残ります。
- 10 フレームのアニメーション カーブがキーセット クリップボードに置かれます。
copyKey, findKeyframe, keyTangent, keyframe, keyframeOutliner, keyframeStats, pasteKey, scaleKey, setInfinity, snapKey
animation, attribute, clear, controlPoints, float, hierarchy, includeUpperBound, index, option, selectKey, shape, time
フラグはコマンドの作成モードで表示できます
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フラグはコマンドの編集モードで表示できます
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フラグはコマンドの照会モードで表示できます
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コマンド内でフラグを複数回使用できます。
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// Keys on animation curves are identified by either
// their time values or their indices. Times and indices can
// be given individually or as part of a list or range.
// -time 10pal means the key at frame 10 (PAL format).
// -time 1.0sec -time 15ntsc -time 20 means the keys at time 1.0 second, frame 15 (in NTSC format), and time 20 (in the currently defined global time unit).
// -time "10:20" means all keys in the range from 10 to 20, inclusive, in the current time unit.
// Omitting one end of a range means "go to infinity", as in the following examples:
// -time "10:" means all keys from time 10 (in the current time unit) onwards.
// -time ":10" means all keys up to (and including) time 10 (in the current time unit).
// -time ":" is a short form to specify all keys.
// -index 0 means the first key of each animation curve. (Indices are 0-based.)
// -index 2 -index 5 -index 7 means the 3rd, 6th, and 8th keys.
// -index "1:5" means the 2nd, 3rd, 4th, 5th, and 6th keys of each animation curve.
// Cut keyframes from frame 10 to 20 of cube1's "Translate X" attribute
//
cutKey -time "10:20" -attribute translateX -option keys cube1;
// Cut from all active objects all keys in the range 0 to 60
//
cutKey -time "0:60";