ワークスペースには、ウィンドウ、パネル、およびその他のインタフェース オプションが配置されています。定義済みの「ファクトリ」ワークスペースには、既定の Maya クラシックの他に、さまざまなタスクのグループ用に設計されたいくつかのワークスペースが含まれています。さらに、ユーザ独自のニーズに応じてカスタム ワークスペースを作成したり、共有することができます。
現在のワークスペースは、ウィンドウ、パネル、その他の UI 要素を開く、閉じる、移動することによって、さらにはウィンドウやペインをドッキングしたりドッキング解除することによって変更できます。
ワークスペースへの変更を明示的にユーザが保存する必要はありません。別のワークスペースに切り替えたり、
Maya LT を閉じると、変更内容は自動的に保存されます。次回、そのワークスペースに戻ったり、
Maya LT を再起動した際、その変更内容が復元されます。
- 定義済みのワークスペースへの変更は、優先設定として保存されます。ワークスペースの元の設定をいつでも復元することができます。そのためには、元の設定に切り替えて、を選択します(または、ワークスペース(Workspace)ドロップダウンで現在のワークスペースをリセット(Reset Current Workspace)を選択します)。
- カスタム ワークスペースへの変更は保存されます。変更したにもかかわらず、別のワークスペースにまだ切り替えていない場合や、Maya LT を終了した場合は、オーバーライドの変更を元に戻す場合と同じ方法で、この変更を元に戻すことができます。
ワークスペースを使うと、従来のパネル レイアウト(panel layout)機能よりも、より柔軟な方法でインタフェースをカスタマイズできます。具体的には、パネル レイアウトではビュー パネル内の配置しかコントロールできませんでしたが、ワークスペースでは、パネルを任意の場所に移動したりドッキングすることができます。さらに、パネル レイアウトはシーン ファイル内に保存されていましたが、ワークスペースはユーザ フォルダに個々のファイルとして格納され、自動的に保持されます。
ワークスペースを切り替えるには
次のいずれかの操作を行います。
- メイン メニュー バーの右端にあるワークスペース(Workspace)セレクタから項目を選択します。
- メニューから項目を選択します。