CAD モデルの座標系に、測定デバイスの座標系をマッピングします。
[変換マトリックス]ダイアログは、共通のダイアログです。オプションは、変換の使用方法に応じて異なります。
たとえば、[CAD - 変換マトリックス]ダイアログには、[ミラー]および[スケール]ボタンが表示されます。[初期アライメント - 変換マトリックス]ダイアログには、[3-2-1]ボタンが表示されます。
このダイアログ ボックスには、次のオプションが含まれます。
- [回転]: 指定軸を中心にモデルを回転します。
- [移動]: X、Y、および Z 軸沿いに、指定距離でモデルを移動します。
- [スケール]: CAD ビュー内のモデルのサイズを増減します。
- [ミラー]: 指定平面で CAD モデルを反転します。
- [変換リスト]: 回転、変換、スケール、およびミラーの構成を配列します。アイテムを選択してドラッグし、順序を変更することができます。
- [削除]: 選択した変換を削除します。
- [編集]: 選択した変換を編集します。
- [テスト]: 変換の前後で、指定ロケーションの座標を比較します。
- [保存]: 変換を変換マトリックス(.mat)ファイルとして保存します。
-
[読込み]: 保存済みの変換マトリックス、または CAD ファイルからの作業平面を読み込みます。
- 使用する変換を含む .mat ファイルまたはモデル ファイルを読み込みます。すべての既存変換が削除されます。
- モデル ファイルに作業平面が含まれている場合は、使用する作業平面を選択することができます。
- [3-2-1]: マシン データムと(PCS) CAD データムの間の初期アライメントを作成します。
注: [3-2-1]ボタンを OMV で使用することはできません。
- [マトリックス反転x]: 変換マトリックスを反転します。
たとえば、スケールが 2 で、X 軸を中心に 30 度回転するマトリックスの場合、スケールが 0.5 で、X 軸を中心に 30 度回転するマトリックスに変化します。
[回転]ダイアログ
指定した軸でモデルを回転します。
- 軸回転のオプションは次のとおりです。
- [X 中心 (YZ 平面)]: 0 (ゼロ)度は Y 軸沿い、90 度は Z 軸沿い。
- [Y 中心 (ZX 平面)]: 0 (ゼロ)度は Z 軸沿い、90 度は X 軸沿い。
- [Z 中心 (XY 平面)]: 0 (ゼロ)度は X 軸沿い、90 度は Y 軸沿い。
- [角度]: 軸におけるモデルの回転角度を指定します。
[移動]ダイアログ
主軸に沿ってモデルを移動します。
- [X]、[Y]および[Z]ボックスで、各軸におけるモデルの移動距離を指定します。
ボタンをクリックすると、軸の値が反転します。
ミラー ダイアログ ボックス
モデルをミラーします。
- [平面]: CAD モデルをミラーする平面。
- [座標]: モデルをミラーする選択された軸上の位置。
[スケール]ダイアログ
モデルのサイズを増減します。
- [X]、[Y]および[Z]: PCS データムに相対する膨張の中心のロケーション。
- [係数]: モデルをスケールする係数。
たとえば、モデルのサイズを 2 倍にするには、2 と入力します。
ボタンをクリックすると、指定された係数がその逆数に変更されます。
たとえば、係数が 4 の場合、0.25 に変更されます。