近接基準の概要

近接基準 の使用例

サーフェスが測定されると、PowerInspect は次のポイントを検出します。

スタイラスの中心 - コンタクトの検索半径の中心として作用します。検索半径は、スタイラス半径と指定の 近接基準 の合計になります。

[レポート]タブに表示される測定ポイント。検索半径のバウンダリー内における CAD サーフェス上の最接規定ポイントになります。PowerInspect は、このポイントをサーフェス法線の算出に使用します。

パーツサーフェスのコンタクトポイント - サーフェス法線沿いにスタイラス半径を投影して検出されます。PowerInspect はこのポイントを使用して、モデル サーフェスとパーツ サーフェス間の偏差(dLdXdY)を算出します。

注: サーフェス底部を測定するには、[一般]タブを選択し、サーフェスの深さと同等の[サーフェスオフセット]を指定します。これにより、測定ポイント からサーフェス底部の位置がレポートされます。