プローブを指定して測定パラメーターを設定するには

プローブ パラメーター アイテムを使用し、計測シーケンス アイテムのプローブ、および、測定パラメーターを指定します。プローブ パラメーターアイテムが 検査シーケンス定義 レベルにある場合、以後作成される全アイテム、および、グループに、変更が適用されます。これは、別のプローブ パラメーターアイテムに変更されるまで続きます。アイテムがグループに追加されると、変更は当該グループ内の、後続のアイテムのみに適用されます。

注: プローブ パラメーター アイテムは、CNC マシンまたは OMV マシンで使用する検査を作成する場合にのみ使用できます。

検査シーケンスにプローブ パラメーター アイテムを追加するには:

  1. [ホーム]タブ > [プローブパス]パネル > [プローブ パラメーター]をクリックします。[プローブ パラメーター]ダイアログが表示されます。
  2. アイテムの 名前 を入力します。
  3. 別のプローブ パラメーター アイテムの設定を参照するには、[参照アイテム]リストでそのアイテムを選択します。別のアイテムの設定を参照しない場合は、[<参照アイテムなし>]を選択します。

    選択したプローブ / パラメーターアイテムから値を取得したプローブ / パラメーターアイテムは、情報 タブの 参照 に記載されます。

  4. このアイテムのプローブ ツールを指定するには:
    1. [プローブツール設定]チェックボックスを選択して、[プローブ]リストのエントリを選択します。
    2. プローブが複数の先端を使用する場合、センサー リストから使用する先端を選択します。
  5. REVO、PH20 など、ヘッドタッチ測定をサポートするプローブヘッドを使用する場合は、[測定ヘッドタッチ] チェックボックスを選択します。その後、リストからオプションを選択し、ポイントの取得時にヘッドが配置される方法を指定します。選択
    • ヘッドタッチなし - ヘッドタッチ測定を無効にします。
    • 関連するアプローチポイント - 3 軸移動を使用し、アプローチポイントにプローブヘッドを配置します。その後、ヘッドをピボット、または、回転してポイントを取得します。
    • 関連するターゲットポイント - 5 軸移動を使用し、アプローチポイントにプローブヘッドを配置します。その後、ヘッドをピボット、または、回転してポイントを取得します。
  6. [距離][速度]および[加速度]の各タブで、当該アイテムに設定するパラメーターのチェックボックスを選択し、各エントリの [値][単位]を入力します。

    グレー表示のパラメーターは、選択した参照アイテム内で定義されます。[未定義]として表示されるパラメーターは、このアイテムで変更されていません。

  7. OK をクリックして検査シーケンスにアイテムを追加し、ダイアログを閉じます。 PowerInspect は、定義された各パラメーターの設定を変更し、検査シーケンスの次の測定アイテムのプローブ パスにその変更を含めます。アイテムの効果を表示するには、検査シーケンスでエントリを右クリックし、コンテキストメニューから アイテム実行 を選択します。
注: ドキュメントを作成すると、既定プローブ パラメーターアイテムが、検査シーケンスに追加されます。新規ドキュメントの既定プローブ パラメーターアイテムに、アイテムの設定を使用するには、マシン既定として保存 を選択します。これにより、現行マシン、および、プローブヘッドの設定も保存されます。