ファイルからのアライメントでは、CAD モデルから作成された 保存済みのアライメント を使用して、パーツをアラインすることができます。この方法は、各検査で同じ場所に固定された、同一パーツの複数のサンプルの測定時に有用です。
ファイルからのアライメントの作成方法
- 検査シーケンスの定義レベルを選択します。
- [アライメントデータム]タブ > [アライメント]パネル > [ファイルから]をクリックします。
- アライメントの 名前 を入力します。
- 異なる測定デバイスで取得された測定値、または、異なるデバイスの位置から取得された測定値を使用する構成フィーチャーが、検査シーケンスに含まれている場合は、変換済みデータ使用 を選択します。 これにより、デバイス座標が CAD 座標に変換され、すべての計算で共通の参照システムが使用されるようになります。
検査内の全座標が、単一位置にある単一デバイスで測定される場合、または検査シーケンスに構成フィーチャーが含まれていない場合は、このチェックボックスは作動しません。
- レポート にアイテムの詳細を含める場合、レポートに出力 を選択します。
- OK をクリックし、検査シーケンスにアライメントを追加します。
検査シーケンスを実行すると、PowerInspect は[開く]ダイアログを表示します。これにより、アライメント データを含むファイルの選択が可能になります。