クラス定義は、Plant オブジェクトおよびその関連属性とプロパティをグループ化します。
P&ID のクラス定義の上位レベルのグループは次のとおりです。
- エンジニアリング項目: 機器、ノズル、計装、インライン アセット、ラインが含まれます。
- 非エンジニアリング項目: レポートで集計対象とならない項目が含まれます(流向矢印、配管中断部、アクチュエータ、コネクタ、注釈、ライン ブレークなど)。
- 配管グループ: グループ化された配管が含まれます。
- 信号ライン グループ: 計装とともに使用される信号ラインが含まれます。
Plant 3D のクラス定義の上位レベルのグループは次のとおりです。
- P3D ライン グループ: ライン グループが含まれます。
- 配管と機器: 機器、パイプ配管コンポーネント、およびファスナが含まれます。
- 鉄鋼構造: 構造部材、手すり、はしごなどが含まれます。
既存のクラス定義を修正することができます。
注: P&ID のみ、既存のクラス定義に基づいて、新しいクラス定義を作成することもできます。たとえば、既存のシンボルとして登録されていないポンプ シンボルを会社で使用している場合、独自にカスタマイズしたシンボルを作成できます。系列または親を基にしてクラス定義を作成すると、新しい定義は、基にしたクラスのプロパティと設定を継承します。
クラス定義では次のプロパティを変更できます。
- シンボルまたはラインの設定値(P&ID のみ): シンボルまたはライン スタイルの名前、コンポーネントの挿入後に図面に表示されるジオメトリをコントロールするブロックの名前、画層、色、線種、線種尺度、および印刷スタイル、コンポーネント挿入時のコンポーネントの線の太さ、コンポーネントの挿入やスケマティック ラインの作図方法に影響を及ぼすその他の設定。
- プロパティ: クラス定義に割り当てられている、図面やモデル内での Plant オブジェクトの外観や動作を決定する値、およびPlant オブジェクトにアタッチされている値(既定値、説明、置換、対応している規格など)。
- タグ形式: Plant オブジェクトの固有のタグを構成する情報。
- 注釈: Plant オブジェクトまたはラインに注釈を付けるテキストおよびシンボルの設定。