Revit 2020 の新機能および変更された機能の一部により、アップグレードしたモデルには特定の動作があります。モデルをアップグレードする前に、この情報をご確認ください。
モデルおよびファミリのマテリアルで新しい外観アセットを使用できるようになりました。モデルまたはファミリをアップグレードした場合、そのマテリアルに対して変更は行われません。リアリスティック表示スタイル、またはレイ トレース表示スタイルのビューの場合、マテリアルの表現方法はアップグレードする前と同じです。ビューをレンダリングすると、レンダリングされたイメージは、アップグレードする前と同じになります。
新しい外観アセットは、Autodesk レンダリング エンジンでの使用に最適化された物理ベースの定義を使用します。改善された視覚表現の利点を活用するには、各マテリアルを編集して、旧バージョンの外観アセットを新しい外観アセットに置き換えます。
旧バージョンのアセットと新しいアセットの両方が外観ライブラリに含まれています。似たような名前の外観アセットを探す場合は、検索を使用します。旧バージョンのアセットは
アイコンでマークされます。新しいアセットにアイコンはありません。たとえば、次に示すクルミ材の外観アセットのサムネイルは、最初のイメージにはアイコンがなく、新しいアセットとして表現されています。2 番目のイメージにはアイコンが表示されていて、これは旧バージョンのアセットを表しています。

Revit 2019 から Revit 2020 にモデルをアップグレードした場合、外壁や屋根など、解析サーフェスに新しいマテリアルが適用されたことに気づくかもしれません。それらのマテリアルは、表示のコントロールを改善するために、解析サーフェスによってが使用されます。解析サーフェスは、建物要素に基づいて作成されます。このリリースにアップグレードすると、新しいマテリアルが自動的に解析サーフェスに適用されます。