Mold Design は、統合された金型機能を Autodesk Inventor に提供します。Mold Design に用意されているインテリジェントなツールとカタログを使用すると、デジタル プロトタイプから直接、正確な金型設計をすばやく生成できます。
ツール デスクトップ コンテンツ ライブラリ
インストール時間を短縮するために、Inventor Mold Metric デスクトップ コンテンツ ライブラリのサブセットのみがインストール ディスクに含まれます。使用可能なコンテンツは、Mold Design コンテンツ センター ライブラリからすべてダウンロードできます。
Inventor Mold Design の機能
単一のデジタル モデルを使用して、エンジニアリング チームによる製品設計と製造チームによる金型設計を並行して行うことができます。このプロセスにより、製造エラーを防止し、納期を大幅に短縮できます。
ユーザー インターフェイスのガイドにより、論理的にステップを進めて金型設計を完成させることができます。
主な機能
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Moldflow 解析: 事前設計段階で成形品の品質を明らかにし、下流の問題を回避します。
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セット取り金型: セット取り金型の管理を行います。複数ロードしたプラスチック成形品を切り替えることにより、各コア/キャビティ セットに対するパーティング設計を完了することができます。
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ランナー/ゲート: ゲートのタイプや位置を指定して、ランナーのスケッチやサイズ、形状の特性を定義することができます。
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冷却管: 金型設計の効率性が向上し、複雑な冷却管作成プロセスが簡素化されます。
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コア/キャビティ設計: パーティング定義の複雑な問題に対処します。このような機能を組み合わせることにより、ギャップを埋めたり、穴のパッチやランオフ サーフェスの作成を柔軟かつ自動的に行うことができます。
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標準コンポーネント ツール/ライブラリ: 市販カタログ ライブラリの幅広いコンポーネント、およびカスタム成形品を作成するための機能をサポートします。
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自動描画: 2D 自動描画は、金型の 3D モデルに基づいて、本格的な 2D 金型図面を単一またはバッチ処理で自動的に生成します。図面管理機能は、自動的に生成された 2D 図面に対して表示や削除、開く、名前の変更といった操作をするためのショートカットを提供します。
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標準/カスタム モールド ベース: 14 社を超えるベンダーの幅広い標準モールド ベースのライブラリにアクセスできます。[モールド ベースをカスタマイズ]機能は、コンポーネントの追加や削除、カスタマイズが可能で、すべてのモールド ベース アセンブリ コンポーネントを再構築することができます。プログラミングの知識がなくても、独自のモールド ベース設計を含めることができます。
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完全な連動性: Mold Design は、金型設計プロセス全体を通じて完全な連動性を実現します。金型設計を思いのままに変更することができます。成形用パーツに加えられた変更は自動的にコアとキャビティに反映されます。冷却管やプレート、標準コンポーネントに対する変更はすべて自動的にモールド ベースに反映されます。