情報チップをカスタマイズするには

Inventor のファイルの名前にカーソルを合わせると、情報チップにそのファイルのプロパティが表示されます。

表示されるプロパティをコントロールするには、InfoTip XML ファイルを変更します。

InfoTip ファイルを編集する

  1. InfoTip.config ファイルを開きます。Windows 7 と Windows 8 では、次の場所にあります。

    C:¥ProgramData¥Autodesk¥Autodesk Inventor [バージョン番号]¥InfoTip.config

  2. InfoTip.config ファイルで、属性を調節して特定のプロパティを表示するには、次の操作を行います。
    • 必要に応じて、プロパティの名前属性を変更します。
    • プロパティの表示をコントロールするには、exclude attribute 属性を「yes」または「no」に設定します。
    • 必要に応じて、要素を削除するか、追加します。

      要素を追加する際は、id 要素の値がプロパティごとに一意である必要がある点に留意してください。追加した要素は、<DesignTracking> セクション内に配置する必要があります。

    注: 設定ファイルの Design Tracking Control セクションのプロパティ要素は、exclude が「no」に設定されている場合でも、値を持つ場合のみ表示されます。
  3. ファイルを保存します。
  4. Windows 7 または Windows 8 で構成ファイルの更新内容を有効にするには、システムを再起動するか、infotip.dll をレジストリに再登録する必要があります。.dll を登録するには、コマンド ラインで次の操作を実行します。

    regsvr32 /u "C:¥Program Files¥Autodesk¥Inventor 2015¥Bin¥InfoTip.dll"

    regsvr32 "C:¥Program Files¥Autodesk¥Inventor 2015¥Bin¥InfoTip.dll"

  5. 変更内容を表示するには、Inventor の別のファイルにカーソルを合わせて、新しい情報チップを生成して表示します。それ以外の場合は、Windows がキャッシュした古い情報チップが表示されます。

    InfoTip.config ファイルをさらに変更するか削除するまで、情報チップには変更後のプロパティが表示されます。

既定の InfoTip ファイルを復元する