クライアントの準備

クライアントは、解析を実行するマシンです。各クライアントには Simulation Compute Manager (SCM)のコピーをローカルにインストールする必要があります。その他のインストール ファイルはすべてサーバからリモートでマウントおよび実行することができます。

Simulation Compute Manager

opt/Autodesk/simulation-compute で始まるフォルダには、Simulation Compute Manager (SCM)が含まれています。通常、インストール ファイル(.sh)からシン クライアントをインストールする場合、SCM は自動的に Moldflow Insight と同じ親フォルダの下にインストールされます。シン クライアントのインストールの親フォルダを移動する場合、その下のフォルダ構造は同じにしておくことをお勧めします。

ターゲット フォルダをマウントする

クライアントでは、サーバーと同じ絶対パスにあるターゲット フォルダに対する読み取り専用アクセスが必要です。

環境を設定する

ファイル mfclient.env (ターゲット フォルダ内)をシェルに明示します。これにより、ソフトウェアがライセンスをチェック アウトするために必要な変数が設定されます。

例: クライアントがターゲット フォルダを software/autodesk としてマウントしました。コマンドをシェルに明示するために、. (ドット)コマンドを実行します。

$ . /software/autodesk/mfclient.env
ヒント: カスタム ジョブ管理ソフトウェアがある場合は、ジョブを実行する前に、そのソフトウェアを使用して同じファイルを明示し、環境を準備することができます。

解析を実行する

これで、コマンド ラインからソルバーを実行することができます。