回転力

[タイプ]を[遠心力]に設定した場合、ダイアログ ボックスは下の図のように表示されます。

回転力は慣性力です。これらはジオメトリには適用されません。代わりに、メッシュ質量プロパティに対して作用します。質量プロパティは定義する必要があり、さもなけれな力はボディに作用しません。

回転ベクトル(回転軸)と回転ベクトルの原点は、いくつかの方法を使用して、CAD アセンブリの座標系、CAD パーツの座標系、またはユーザ定義の座標系に基づいて定義することができます。

• [方向]: 回転ベクトルを指定するには、次の 3 つのオプションのうちいずれかを選択します。
  • [成分]: 表示される入力フィールドに、回転ベクトルの[x]、[y]、および[z]成分を指定します。
  • [サーフェスに対して垂直]: このオプションは、現時点では回転力荷重の回転ベクトルを定義する方法としてサポートされていません。
  • :[ジオメトリ エンティティ]: 回転軸を定義するためのモデルのエッジを選択します。選択したエッジは、[方向]ドロップダウン メニューのすぐ下のボックスに表示されます。
• [座標系]: このオプションは、[方向]が[成分]のモードの場合にのみ適用できます。ドロップダウン メニューから、目的の座標系を選択します。CAD アセンブリの座標系、パーツの座標系、およびユーザ定義の座標系を選択できます。
• [原点]: 回転ベクトルの原点を定義するには、このドロップダウン メニューを使用して、次のいずれかのオプションを選択します。
  • [頂点/点]: スケッチ点または CAD モデルの頂点を回転ベクトルの原点として選択します。
  • [節点]: 節点(メッシュのグリッド ポイント)を回転ベクトルの原点として選択します。
  • [座標]: 表示される入力フィールドに、回転ベクトルの原点の[X]、[Y]、および[Z]座標を指定します。

  場合によっては加速度の軸と速度の軸が同じ方向にならないことがあります。このような場合は、異なる回転ベクトルに対応するために、2 つの異なる回転力荷重(1 つは加速度用、1 つは速度用)を定義する必要があります。

完全に定義された回転力の記号は、グラフィックス表示ウィンドウの右下隅に表示されます。

[表示オプション] (サイズ、密度、および色)は回転力荷重には適用できません。