モデル表示オプションダイアログ

このダイアログを使用し、モデルの表示方法を指定します。

[ビュー] タブ > [外観] パネルのダイアログ ランチャー ボタン をクリックし、モデル表示オプション ダイアログを表示します。

このダイアログには、以下のオプションが表示されます。

ワイヤーフレーム

• スタイル － ワイヤーフレームのライン表示を制御します。次から選択します。
  • 実線 － ワイヤーフレームを実線で表示します。これが既定オプションです。
  • 破線 － ワイヤーフレームを破線で表示します。
  • 一点鎖線 － ワイヤーフレームを一点鎖線(ドット破線)で表示します。

  ワイヤーフレームのライン スタイル を選択すると、[ビュー] タブ > [外観] パネル > [ワイヤーフレーム] オプションが、選択されたワイヤーフレーム スタイルとワイヤーフレームなしの切替えボタンとして作用するようになります。

• 色 － をクリックし、色選択 ダイアログを表示します。このダイアログを使用し、ワイヤーフレームの色を選択します。 には、選択中の色が表示されます。
• ラテラル － フィーチャー、および、サーフェスのラテラルを表示します。

  

• ロンジット － フィーチャー、および、サーフェスのロンジットを表示します。

  

  ラテラル と ロンジット の両方が選択されると、完全なフィーチャー、または、サーフェスが表示されます。

  

• フィルター角度 － フィルター角度を入力します。多くの場合、既定値である 20 が使用されます。Stl、および、ttr 形式のファイルでは、ワイヤーフレーム角度フィルターの修正により、改良されたワイヤーフレームが得られる場合があります。より良い効果を得るために、フィルター角度を変更して試行します。小さな値では多くのバウンダリーが作成され、大きな値では少ないバウンダリーが作成されます。通常、モデルのサーフェスが緩やかなほど、値を小さくします。この値は、トライアングルメッシュ（*.tri、*.dmt ファイル）に対して作成されたワイヤーフレームタイプには影響を与えません。

シェーディング

• 内側シェーディング － モデルの内側が、赤色でシェーディングされます。内側シェーディング は、既定で有効になっています。

  

• 外側輪郭表示 － サーフェスのエッジカーブを黒色で表示します。これは、ワイヤーフレームの非表示時のみ表示されます。

  

  選択解除すると、サーフェスのエッジ カーブがサーフェス色で表示されます。

  

• シェーディング色 － [ビュー] タブ > [外観] パネル > [シェーディング] > [単純] の選択時に使用する色を指定します。選択中の色が、シェーディング色 項目に表示されます。色を変更するには、 をクリックし、色選択 ダイアログを表示します。
• シェーディングトレランス － シェーディングトレランスを入力します。トレランス値を低く設定すると、緩やかなシェーディングになります。ただし、レンダーに時間が掛かります。このトレランスは視覚的なものであり、加工トレランスには影響を与えません。
• 勾配角度 － 勾配角度を入力します。これは、金型の側面の一部になっている角度です。そのため、パーツを速やかに取出せるように、キャビティの開放部がベースよりも広くなります。[ビュー] タブ > [外観] パネル > [シェーディング] > [勾配角度] の選択時に、指定値より小さなアイテムは赤色で表示されます。
• 警告角度 － 警告角度を入力します。これにより、勾配角度に近付くと警告を発します。そのため、勾配角度以上の値を入力します。[ビュー] タブ > [外観] パネル > [シェーディング] > [勾配角度] の選択時に、指定値より小さく 勾配角度 より大きなアイテムは、黄色でシェーディングされます。

  勾配角度 が 5 、警告角度 が 20 の場合、5 未満の領域は赤色、5 から 25 までの領域は黄色、25 以上の領域は緑色でシェーディングされます。

• 最小工具半径 － [ビュー] タブ > [外観] パネル > [シェーディング] > [最小半径] の選択時に使用する半径を入力します。指定値より小さなアイテムが、赤色でシェーディングされます。