ビューで配管のセグメントを選択すると、いくつかのコントロールを使用して、配管セグメントのサイズ、長さ、高さ、勾配を調整できます。
- 配管継手のサイズは、コネクタの各々の分岐付近に表示されます。 このサイズをクリックして値を入力することにより、サイズを指定できます。 必要な場合は、レデューサが自動的に作成されます。
- 継手をシステムから取り外さずにフリップできる場合は、
記号をクリックすると、その継手がシステム内で水平または垂直にフリップされ、風量に対する継手の向きを調整できます。 - 継手をシステムから取り外さずに回転できる場合は、
記号をクリックすると、その継手のシステム内での向きを変更できます。 - 継手の横にある[+]記号は、継手をアップグレードできることを示しています。 たとえば、エルボをティーにアップグレードしたり、ティーをクロスにアップグレードすることができます。
- 未使用の分岐の横にある[-]記号を使用すると、継手をダウングレードできます。 たとえば、未使用の分岐があるクロスをティーにダウングレードしたり、未使用の分岐があるティーをエルボに変更することができます。
寸法コントロールを使用する
- 作図領域で配管を選択して、配管コントロールおよびオフセット値を表示します。
- 配管セグメントの上の仮の長さコントロールをクリックし、配管の目的の長さを入力して、[Enter]を押します。
高さコントロールを使用する
- 作図領域で配管を選択して、配管コントロールおよびオフセット値を表示します。
- 配管セグメントの両端で高さコントロールをクリックし、高さの値を入力して、[Enter]を押します。
セグメントの両端で異なる値を入力した場合、セグメントに勾配が適用されます。
勾配コントロールを使用する
- 作図領域で配管を選択して、配管コントロールおよびオフセット値を表示します。
- 配管の一方の端部で高さコントロールをクリックし、配管のもう一方のオフセットより高いか低いかを指定するオフセットの値を入力し、[Enter]を押します。
中点の勾配コントロールでは、配管の参照端点に対する勾配および点の向きを指定します。勾配値を変更すると、参照端部は現在の高さで残ります。配管の中央にある勾配コントロールの値は、その勾配の鉛直高さ/水平距離、角度、パーセンテージ、または比率を示します。これは、[プロジェクトで使う単位]ダイアログの配管の専門分野の[プロジェクトで使う単位]パラメータによって異なります。
参照端点を切り替える
- 配管の中点で角度をクリックします。
角度により、配管の反対側の端点にフリップされます。
絶対勾配を設定する
- 配管の中点で勾配の値をクリックし、勾配の値を入力して、[Enter]を押します。
入力する値は勾配の水平距離に対する垂直高さ、または勾配の絶対角度です。これは、[プロジェクトで使う単位]ダイアログの[勾配表示]パラメータによって異なります。