制気口を配置する

このツールを使用すると、プロジェクトに制気口を配置できます。制気口などの装置をビューに配置すると、それらの装置に関連する情報が、ダクト システムにあるスペース(部屋)の負荷計算に使用されます。このスペース(部屋)によって、給気、還気、および排気量が吹き出し口に反映され、この制気口の適切なサイズを選択できるようになります。

コンポーネント高さを指定する

  1. 制気口を追加するダクト システムが含まれているビューを開きます。
  2. [設備]タブ [HVAC]パネル [制気口]をクリックし、タイプ セレクタで制気口のタイプを選択します。
  3. リボンで、モード オプションを指定します。
    • ファミリをロード: コンポーネント ファミリがロードされます。
    • インプレイスを作成: このプロジェクトでのみ使用可能な指定コンポーネントの新しいファミリを作成します。
  4. リボンで、タグが自動的に追加されるように[タグ配置]が選択されていることを確認します。次に、オプション バーで次のタグ オプションを指定します。
    目的... 操作...
    タグの向きを変更する [水平]または[垂直]を選択します。
    その他のタグをロードする [タグ]をクリックします。
    タグと制気口の間に引出線を含める [引出線]を選択します。
    引出線の既定の長さを変更する [引出線]チェック ボックスの右にあるテキスト ボックスに値を入力します。
  5. 制気口を直接ダクトの面に配置するには、[修正 | 制気口を配置]タブ [レイアウト]パネル [ダクトの制気口]をクリックします。

    ダクトに新しい制気口を配置したり、既存の制気口をドラッグしてダクトに配置できます。

      注:

    • ホストされていない制気口のみがサポートされています。
    • ダクトの面に制気口をスナップするには、ダクト内にカーソルを移動します。
    • ダクトの側面に制気口を配置する場合、挿入点はファミリ挿入点になります。
    • ダクト端部に制気口を配置する場合、挿入点はコネクタによってコントロールされます。
  6. オプション バーで、次の非ホスト制気口のオプションを指定します。
    • 配置後に回転: ビューにコンポーネントを配置した後、コンポーネントを回転します。
      ヒント: また、コンポーネントを配置するときに[Spacebar]を押すごとに、そのコンポーネントが 90 度ずつ回転します。

    一部の制気口は、作業面に配置する必要があるホストされたコンポーネントです。

  7. ホストされた制気口を選択した場合は、 [作業面に配置]をクリックし、ホスト コンポーネントを指定します。
    ヒント: 制気口を作業面に配置するときには、[作業面]ダイアログで[面を選択]をクリックするか、コンポーネント配置時にオプション バーで[配置面]を選択する必要があります。
  8. 制気口を配置する場所にカーソルを移動して、クリックします。
  9. [修正]をクリックします。
  10. ホストされていないコンポーネントを配置する場合は、制気口を選択し、プロパティ パレットで、高さを指定するオフセット値を入力します。
  11. 注:
    場合によっては、制気口のコネクタの位置がスペースの内側にならないように配置されることがあります。部屋計算ポイントは、制気口が置かれるスペースを決定するための検索ポイントとして使用されます。制気口のファミリを編集し、[部屋計算ポイント]を有効にしてから、計算ポイントの位置がスペースの内側に配置されるように移動します。ファミリ エディタのプロパティ パレットで、[部屋計算ポイント]を有効にします。ファミリの部屋計算ポイントの位置がスペースの内側に配置されるように編集します。

    部屋計算ポイントは制気口が配置されるスペースを指定するため、集計表にも反映されます。たとえば、名前や番号などの[スペース]データを集計表の列に含める場合、部屋計算ポイントによって指定されるスペースが使用されます。