P&ID モデラーで、モデルの設定を定義してマッピングを管理します。
このビデオは、次のことを示します。
Revit 用 P&ID モデラーを使用して 3D モデルを作成する場合は、Revit の別のペインに P&ID 図面を開きます。Revit の[システム]タブで、[P&ID モデラー]をクリックします。
プロジェクトは、RevitRevit 通常、プラント プロジェクトには、複数の P&ID 図面があります。ここに示すプロジェクトでは、図面は 1 つだけです。複数の図面があり、開く図面の名前が分かっている場合は、[検索]ボックスを使用します。入力を開始すると、図面名のリストがフィルタされます。
同様に、モデリングする特定の配管番号を検索する場合は、番号の入力を始めると配管のリストがフィルタされます。配管番号をダブルクリックして開きます。ホーム アイコンをクリックすると、図面の一覧に戻ります。または、図面の名前をダブルクリックして開くと、配管の一覧が表示されます。
配管番号 1070 をダブルクリックして開き、モデリングを開始しましょう。上部ペインには、配管のプレビューが表示されます。下部ペインには、配管のパーツ一覧が表示されます。配管番号の左側の丸に注目してください。緑色の丸は、配管が完全にモデリングされていることを示します。青色の丸は、モデリングが部分的に完了している配管を示します。リストされた各パーツの左側の垂直バーは、パーツのステータスを色の変化で示します。配管の各パーツが正常にモデリングされると、バーは灰色から緑色に変わります。
P&ID の各配管には、Revit がモデリング時に使用する設備やその他の要素に関する情報が含まれています。通常、Revit で一般的な配管レイアウトをモデリングするときは、サイズ、配管のタイプ、配管が割り当てられたシステムなどの情報を提供する必要があります。P&ID モデラーを使用すると、配管をモデリングするプロセスが合理化されます。
設定のアイコンをクリックして[P&ID モデラーの設定]ダイアログを表示し、P&ID と Revit モデルの要素間のマッピングを管理します。[システム タイプ]タブでサービスを設定することから始めます。この P&ID では、1 つのサービスだけが使用されています。そのため、この P&ID サービスを Revit システム タイプにマッピングします。
このビデオでは、汎用プロセス システム タイプが Revit に追加されています。P&ID の汎用プロセス サービスから配管をモデリングすると、それらは Revit の汎用プロセス システム タイプに割り当てられます。[オブジェクト マッピング]タブを使用して、配管要素、付属品、および設備をマッピングします。
配管について、この P&ID で使用されるのはプライマリ ライン セグメントだけです。このライン セグメントを Revit の CS300 配管タイプに関連付けます。次に、[配管付属品]タブに移動します。
P&ID 配管付属品のクラス名と Revit ファミリの間に自動的な一致がいくつか設定されています。この例では、P&ID のバタフライ バルブ、チェック バルブ、ゲート バルブが Revit ファミリと自動的に一致しています。それらは緑色にハイライト表示されています。必要に応じていつでも上書きできます。
ここでは何も変更しないため、既定を受け入れます。[設備]タブでも同様の処理を実行してみましょう。プロジェクト内にロードされている P&ID 設備のクラス名と Revit ファミリが自動的に一致しています。ここでも、それらは緑色でハイライト表示されています。
処理が必要な最後の設定グループは、[プロパティ マッピング]です。現在、P&ID のタグ プロパティのみが P&ID から取り込まれています。プロパティ タグを、特定のカテゴリに関連付けられている Revit 共有パラメータにマッピングできます。
たとえば、[設備]カテゴリには、[P&ID タグ]という Revit 共有パラメータを使用します。配管付属品にも同じものを使用できます。[OK]をクリックして変更を適用し、[設定]ダイアログを閉じます。図面領域に戻り、モデリングを開始すると、これらの設定によって実際に処理が合理化されます。