Revit MEP 製造用パーツを特定の Autodesk Fabrication 製品パーツにマッピングすることができます。
パーツ マッピングとは、Revit ファミリとして設定されている Revit の MEP 製造用パーツと、Autodesk Fabrication 製品(CADmep、ESTmep または CAMduct)で設定されている類似のパーツまたは対応するパーツを関連付けるプロセスです。Revit MEP 製造用パーツは、Revit ファミリの名前およびタイプ(.rfa ファイル)に基づいています。他方で、Autodesk Fabrication 製品の同一または類似のパーツは、.itm ファイルと、設計ライン使用時にパーツを特定するボタン コードに基づいています。
.itm ファイルは、通常 Autodesk Fabrication 製品ライン(CADmep、ESTmep、CAMduct)のコンテンツで作成されたファイル形式であり、製造用パーツを設定するものです。
たとえば、製造用コネクタに接続されていないバルブ ファミリがある場合、それらのファミリを MEP 製造用 .ITM にマッピングすることにより、詳細なカップリングと正確な配管長さを設定することができます。
Revit MEP 製造用パーツを Autodesk Fabrication 製品の対応するパーツ(.itm)にマッピングするには
この例では、下の画像で表示されているように、「バタフライ バルブ – 2 - 12 インチ」という Revit ファミリ名のバタフライ バルブ パーツと、「6"」のタイプを使用します。
[ボタンのプロパティ]ダイアログが表示されます。次の例では、バタフライ バルブ パーツの[ボタン コード]は「IV-BFV」です。
続けて、Autodesk Fabrication 製品でボタンのマッピングを作成します。次の手順でその方法について説明します。
目的の文字列を入力するには、このダイアログ ボックスのサイズを変更しなければならない場合があります。
[ボタンのマッピングを設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
この例では、「バタフライ バルブ – 2-12 インチ」という Revit ファミリ名と、「6”」のタイプが使用されています。
上記の手順 2 で説明したように、このバタフライ バルブの例で使用しているボタン コードは「IV-BFV」です。
これで、[ボタンのマッピング]タブのエントリが次のように表示されるようになりました。
なお、Revit 使用時に、Revit 要素を含む設計モデルを、LOD 400 製造用パーツを含む製造用モデルに変換しなければならない場合があります。このワークフローの詳細については、「一般パーツを製造用パーツに変換する」を参照してください。