内部圧縮性流れ

内部圧縮性流れは、工業用のバルブやノズルに多く見られる。このような流れは、概してブロータンクや既知の流量で送り込まれています。内部圧縮性流れを送り込むために使用する物理メカニズムは、解析の方針を決定する上で理解する必要があります。

最初の問題は、流れが完全に圧縮性であるかどうかを調べることです。良いテスト方法は、非圧縮性流れとして（非圧縮性流れの標準的なベストプラクティスに従い）解析を設定して実行することである。デバイスの領域のマッハ数が0.8近くまたは以上である場合、流れは圧縮性である可能性がある。適切な手順に従い、圧縮性として解析を実行します。

デバイスが加圧された保持タンクから流れを送り込まれており、流出口の圧力が既知である場合。

• 流入口: 全圧を指定します。

  注: 全圧は、タンク内の移動しない空気の静圧になります。

• 流入口: 熱伝達計算を実行する場合は、全温度を指定します。

• 流出口: 静圧を指定します(P = 0)。

デバイスが加圧された保持タンクから流れを送り込まれており、流出口の圧力が不明である場合。

• 流入口: 全圧を指定します。

  注: 全圧は、タンク内の移動しない空気の静圧になります。

• 流入口: 熱伝達計算を実行する場合は、全温度を指定します。

• 流出口: 静圧を指定します(P = 0)。

• デバイスに流出口拡張部を追加し、指定した静圧が物理デバイスから流出する流れに影響または干渉しないようにする。これにより、流出口での実際の圧力を計算できるようになる。また、衝撃や形成する拡張部ファンも許可される。

モデルの流出口を拡張できず、流入口の流速（または体積流量）が既知である場合。

• 流入口: 流速(または体積流量)と全圧を指定します。

  注: 全圧は、タンク内の移動しない空気の静圧になります。

• 流出口: 未知境界条件を指定します。

• この設定では、衝撃またはデバイス流出口の拡張部ファンは許可されない。

モデルの流出口を拡張できず、流入口の質量流量が既知である場合

• 流入口: 質量流量を指定します。
• 流出口: 未知境界条件を指定します。
• この設定では、衝撃またはデバイス流出口の拡張部ファンは許可されない。

材料環境

すべての場合において、材料環境ダイアログの可変を選択します：

1. 材料クイック編集ダイアログで、環境行の編集をクリックします。（あるいは、デザインスタディバーの材料名ブランチを右クリックします。）
2. 材料環境ダイアログで可変を選択します。

環境圧力が解析における周囲圧力となるように指定します：

1. デザインスタディバーの材料ブランチを右クリックし、環境参照を編集...を選択します。
2. 材料環境ダイアログで圧力を指定します。

関連トピック

内部圧縮性流れの解析例

外部圧縮性流れ