管摩擦係数
摩擦係数は長いチューブやパイプをシミュレートできます。この方式では、付加される圧力損失を以下のように記述します。

ここで、fは管摩擦係数、D*H***は水力直径です。
- 材料エディタを使用して、指定したい方向を選択し、変化方法として管摩擦係数を選択します。
- 水力直径とシミュレートするパイプ長さ、使用する単位を設定します。
注: 水力直径とシミュレートしたパイプ長さは、どちらの方法にも必要なプロパティです。
- 管摩擦係数の計算方法を[ムーディ線図]または
から選択します。
方法 1 ムーディ
ムーディ線図は管摩擦係数の計算に使用されます。障害物の表面粗さの高さを正確な長さ単位で入力します。
方法 2 
管摩擦係数は
から求められます。
レイノルズ数は管の水力直径に基づいています。係数 a と b を入力します。
注: 管摩擦係数に寸法はありませんが、水力直径は正しい長さ単位で入力してください。