シーングラフの[作成]メニューのすべての機能で、シーンにノードを追加します。 生成されたノードは、現在選択しているノードに子として追加されます。ノードが選択されていない場合は、新しいノードはルート ノードの子になります。[作成]メニューのジオメトリ、ライト、およびカメラ オプションは、VRED の[シーン]メニューと同じです。ここでは、シーングラフの[作成]メニューの他のすべてのオプションを説明します。
[グループ]: オブジェクトを追加できるグループ ノードを作成します。これは複数のオブジェクトをまとめて、移動、スケール、回転する場合に便利です。これは、レンダリング ウィンドウ内のグラフィカル表現には影響を与えません。([Ctrl]+[G])
[シェル]: シェル ノードを作成します。[シーン] > [ノード エディタ]でシェル ノードを編集します。
[マトリックス トランスフォーム]: シーングラフ内に「トランスフォーム」と呼ばれる空のマトリックス トランスフォーム ノードを作成します。このノードは独立した移動およびトランスフォーム情報を保持します。これを使用してオブジェクトの位置およびトランスフォームを再利用し、他の構造に適用します。
[マテリアル グループ]: シーングラフ内に「マテリアル グループ」という名前の空のノードを作成します。このノードにマテリアルが割り当てられると、このノードの下に配置されたオブジェクトは、そのマテリアル グループのマテリアルを使用します。オブジェクトの元のマテリアルは削除されます。
[環境]: 環境ジオメトリを整理できるように、環境グループ ノードを作成します。環境グループ ノードは、シャドウ プレーンをグラウンドに配置した、テクスチャのある周囲環境を提供します。そのテクスチャは、すべてのシーンに関連するマテリアルの表現に影響を与えます。
[スイッチ]: 一度に 1 つの子のみが表示されるスイッチ ノードを作成します。表示を設定する子は、[シーン] > [ノード エディタ]領域で選択できます。スイッチは、バリアント モジュールおよびバリアント セット モジュール内でもコントロールできます。
[ステレオ スイッチ]: ステレオ スイッチ ノードを作成します。このノードは、最初の 2 つの子を相互に独立させて描画できます。1 番目の子を左視点チャネルで、2 番目の子を右視点チャネルで描画します。ステレオ スイッチをアクティブ化するには、希望の立体視レンダリング モードを選択します。
[ホストスイッチ]: ホストスイッチ ノードを作成します。ホストスイッチの子は、任意の専用ホスト コンピュータ上でレンダリングできます。ホスト コンピュータの名前は、[シーン] > [ノード エディタ] > [ホスト名]領域で入力します。
[ビルボード]: 子をカメラに合わせて位置合わせするビルボード ノードを作成します。
[クリッピング プレーン]: クリッピング プレーン ノードを作成します。このノードには、その子オブジェクトが背後に表示されていない境界があります。
[距離 LOD]: オブジェクトとカメラ間の距離に応じて、レンダリングするさまざまな子を設定できる距離 LOD ノードを作成します。通常、これはジオメトリの詳細レベルを高めるために使用します。カメラがオブジェクトから離れている場合に、異なるジオメトリ間で切り替えることにより、カメラが近づいたときの詳細レベルを高めることができます。これにより、高いフレーム レートを維持します。どの子をどの距離範囲に対して描画するかを設定するには、[シーン] > [ノード エディタ]をクリックし、範囲プロパティを編集します。距離 LOD ノードに N 個の子が存在する場合、N-1 範囲値(カンマ区切りの浮動小数点値が許容されます)を指定します。各値は、特定の詳細レベルに対応する 2 つの隣接する範囲間の距離のしきい値で構成されます。
[サウンド]: シーンにサウンドを埋め込むには、サウンド ノードを作成します。サウンド ファイルのパスを、[シーン] > [ノード エディタ] > [サウンド ファイル]領域で入力します。
[サウンドの障害物]: サウンドの障害物ノードを作成します。レンダリング ウィンドウで対応するサウンド ノードがサウンドの障害物で覆われている場合、サウンド ファイルはミュートされます。
[カスタム]: カスタム ノードを作成します。カスタム ノード タイプ を入力します。