シンプル ワイプ フィルタにより、ワイプ トランジションでフォアグラウンド イメージが表示されたり消去されたりします。ワイプ レイヤ コンポジタと異なり、ワイプ フィルタは固定のイメージをワイプします。
ワイプ フィルタでは、一定時間に片方の側からもう一方の側へぬぐうことによりイメージを徐々に見せます。
このフィルタは、イメージからイメージに(またはイメージを黒に)ワイプします。フィルタをかけられたイメージはそのままですが、イメージ上をワイプすることによってそのイメージが現れたり消去されたりします。フィルタ イベントとしてワイプを使用している場合、アルファ コンポジタをレイヤ イベントと同じように使用できます。
一般的なキュー シーケンスは次のとおりです。アルファ コンポジタ(レイヤ)
--イメージ #1
--シンプル ワイプ(フィルタ)
------イメージ #2
ワイプの速度は、ワイプ フィルタの時間範囲の長さによって決まります。イメージでカバーされない領域は、イメージ レイヤ イベントを使ってワイプ フィルタを別のイメージと合成しない限り、黒くレンダリングされます。