スターフィールド フィルタ

スターフィールド フィルタを使用すると、リアルなスターフィールドを作成できます。オプションでモーション ブラーも生成できます。スターフィールド フィルタには、カメラ ビューが必要です。星の動きはすべて、カメラの動きによるものです。

手順

スター フィールド フィルタを使用するには:

  1. カメラを作成し、カメラまたはターゲットの位置、視野、ロールをアニメート(この操作はオプション)します。
  2. [レンダリング](Rendering)メニュー [ビデオポスト](Video Post)を選択し、カメラのビューを使用してシーン イベントを追加します。
  3. キューでシーン イベントを選択して、 ([イメージ フィルタ イベントを追加](Add Image Filter))をクリックします。[スターフィールド](Starfield)フィルタを選択して、[設定](Setup)ボタンをクリックします。
  4. [星のコントロール](Stars Control)ダイアログ ボックスで、選択されているカメラとシーン イベントで使われているカメラが同じであることを確認します。

    同じでない場合、星はカメラの動きに一致しません。シーンにあるカメラが 1 台だけの場合、そのカメラが既定値になります。

  5. スターフィールド パラメータを設定して、[星のコントロール](Stars Control)ダイアログ ボックスと[フィルタ イベントを編集](Edit Filter Event)ダイアログ ボックスを終了します。
  6. ビデオ ポスト シーケンスを実行して星を確認します。

インタフェース

[ソース カメラ](Source Camera)領域

[ソース カメラ ドロップダウン リスト](Source Camera drop-down list)
シーン内のカメラのリストから選択します。シーンをレンダリングするのと同じカメラを選択します。

[一般](General)領域

星の輝度範囲と大きさを設定します。

もっとも暗い星
最も暗い星を指定します。範囲は 0 ~ 255 です。
もっとも明るい星
最も明るい星を指定します。範囲は 0 ~ 255 です。
[線形](Linear)、[対数](Logarithmic)
輝度の範囲の計算方法が線型または対数のどちらかを指定します。
星のサイズ(ピクセル)
ピクセルで星の大きさを指定します。範囲は 0.001 ~ 100 です。

[モーション ブラー](Motion Blur)領域

この設定で、カメラが動くときの星の軌道効果をコントロールします。

使用
チェックマークを付けると、スターフィールドでモーション ブラーを使用します。チェックマークを消すと、星はカメラの動きに関係なくドットで表されます。
カメラのシャッターが開いているフレーム時間の割合です。既定値は 75% です。
減光する
軌道が長くなるにつれ、星の流れをどのように減光するか指定します。既定値の 40 はビデオに効果的で、きらきら光らないように減光します。

[星のデータベース](Star Database)領域

スターフィールド内の星の数を指定します。

  • [ランダム](Random) [数](Count)編集ボックスに指定された数の星を生成します。その際、乱数の[シード](Seed)で乱数ジェネレータが初期化されます。
    シード
    乱数ジェネレータを初期化します。別々のアニメーションで同じシード値を使用すると、必ず同じスターフィールドになります。
    [ランダム](Random)が選択されている場合に、生成される星の数を指定します。
  • [カスタム](Custom) 指定したファイルを読み込みます。付属の星のデータベース earth.stb には、地球上の空で最も輝く星が含まれています。

[合成中](Compositing)領域

  • [バックグラウンド](Background) バックグラウンドに星を合成します。
  • [フォアグラウンド](Foreground) フォアグラウンドに星を合成します。