Alembic ファイルを書き出すと、次のデータが自動的に書き出されます。
必要に応じて書き出すことができる追加データに関するオプションもいくつか用意されています。
インタフェース
[書き出し](Export)領域
- # 個のすべてのノード(All # nodes)
- 選択したノードおよび先祖のみを書き出します。 数値は、選択したノード数に対応しています。
- 形式(Format)
- ABC ファイル形式:
- Ogawa (既定): マルチ スレッディングに適しています。Ogawa ファイルは HDF5 ファイルよりもサイズが小さく、一般にすばやくロードできます。
- HDF5: 旧バージョンのファイル形式です。
- 座標系(Coordinate System)
- Alembic ジオメトリを Y アップまたは Z アップ座標系に書き出します。
- 非表示ジオメトリを書き出し(Export Hidden Geometry)
- シーンに表示されないすべてのジオメトリを書き出します。
- シェイプのサフィックスを追加(Add Shape Suffix)
- Alembic ノード名からサフィックス「shape」を追加します。
[アニメーション](Animation)領域
- 単一(Single)
- 現在のフレームのみを保存します。
- [アクティブ タイム セグメント](Active Time Segments): 0 ~ 100
- トラック バーに表示されてるフレームの範囲です。
- 範囲(Range)
- 指定する 2 つの数値の間にある(その数値も含む)すべてのフレームです。
- フレームごとのサンプル(Samples per frame)
- フレームのサンプリング間隔です。たとえば、8 と入力すると、フレームあたり 8 つのサンプルごとにレンダリングされます。これは、[アクティブ タイム セグメント](Active Time Segment)と[範囲](Range)出力に影響します。既定値は 1 です。
[書き出しデータ](Export Data)領域
- UV(UV)
- 書き出されたメッシュ内のすべての UV を書き出します。
- 法線(Normals)
- 書き出されたジオメトリに関連付けられたすべての法線を書き出します。
- 頂点カラー(Vertex Colors)
- 書き出された頂点に関連付けられた頂点カラーを書き出します。
- 追加チャネル(Extra Channels)
- ジオメトリに関連付けられた追加チャネルの情報を書き出します。
注: バージョン 2017.2 以降、UV チャネル情報は Autodesk Maya と互換性があります。
- 速度(Velocity)
- 書き出された頂点に関連付けられた速度を書き出します。
- マテリアル ID(Material IDs)
- 書き出された面に関連付けられたマテリアル ID を書き出します。
- 可視性(Visibility)
- オブジェクト フレームごとに可視性を書き出します。
- レイヤ名(Layer Name)
- 書き出されたオブジェクトに関連付けられたレイヤ名を書き出します。
- マテリアル名(Material Name)
- 書き出されたオブジェクトに関連付けられたマテリアル名を書き出します。
- オブジェクト ID(Object ID)
- 3ds Max ジオメトリ ノードの G-バッファ オブジェクト ID を書き出します。
- カスタム アトリビュート(Custom Attributes)
- 書き出されたオブジェクトとそれらのモディファイヤに関連付けられたすべてのカスタム アトリビュートを書き出します。
- パーティクル シェイプをメッシュとして(Particle Shape as Mesh)
- パーティクル シェイプをメッシュに変換して、そのメッシュを書き出します。
- オブジェクト アトリビュート(Object Attributes)
- オブジェクトに関連付けられたすべてのオブジェクト アトリビュートを書き出します。
- スプラインを NURBS として(Splines as NURBS)
- すべてのスプラインを NURBS として書き出します。
- インスタンスを保持(Preserve Instances)
- オブジェクトのすべてのインスタンスを書き出します。
重要: Alembic 形式の仕様に、このデータのほとんどの標準は含まれていません。3ds Max はこの情報をソフトウェアに読み込み直すことができますが、他の DCC ではこのデータを読み取れない可能性があります。