View > Adjust Clipping Plane を使用して、描画されるオブジェクトのカメラからの距離範囲を設定する方法を説明します。
クリッピング プレーンを使用してカメラから一定の距離でシーンの表示をカットオフします。オブジェクトは、近くのプレーンと遠くのプレーンによって定義された空間領域の外側では表示されません。
焦点のプレーンは、シーンがレンダリングされるときにオブジェクトが焦点にあるプレーンです。焦点のプレーンはパースビュー カメラに対してのみ調整できます。
以下のいずれかを実行します。
をドラッグして、近くのクリッピング プレーンを調整します。
をドラッグし、焦点のプレーンを調整します。
をドラッグして、遠くのクリッピング プレーンを調整します。ツール パレットから View > Adjust Clipping Plane
の順に選択するか、そのアイコンをクリックします。
カメラにクリッピングプレーンを設定するには、カメラのウィンドウをアクティブにする必要があります(白枠で示されます)。
アクティブであるウィンドウに応じて、次のプロンプトの 1 つが表示されます。
Enter TOP window clipping plane positions (near [LEFT BUTTON], far [RIGHT BUTTON]): (99.8, -100.0)
Enter [FRONT|SIDE] window clipping plane positions (near [LEFT BUTTON], far [RIGHT BUTTON]): (-99.8, 100.0)
Enter [RIGHT|BACK] window clipping plane positions (near [LEFT BUTTON], far [RIGHT BUTTON]): (99.8, -100.0)
Enter PERSP plane positions (near [LEFT], focus [MIDDLE], far [RIGHT]): (0.2, 18.4, 200.0)
クリッピング プレーンはレイトレーシングでは使用されません。
正投影ウィンドウに対してプレーンを設定する場合、別の正投影ウィンドウ内をクリックすることで、近くのプレーンと遠くのプレーンを配置する場所を指定する必要があります。
マウス ボタンの 1 つをクリックして、プレーンに対して選択した新しい位置に移動します。
ラインはクリッピング プレーンの位置を示します。マウス ボタンをクリック&ドラッグすると、ラインには NEAR または FAR のいずれかのラベルが作成されます。NEAR プレーンのラインは実線であり、FAR プレーンのラインは破線です。
クリッピング プレーンの表示をオフにするには、他のメニュー項目を選択します。
NEAR、FAR、または FOCAL の位置に対する値を入力することで、パースビューのクリッピング プレーンを設定できます (FOCAL はパースビューのカメラの焦点距離です)。あるいは、任意のウィンドウで適切なボタンをクリックしてドラッグすることで、クリッピング プレーンと焦点のプレーンを設定できます。
この外観を確認するには:
の順に選択します。