ピボット ポイントはオブジェクトが回転やスケーリングするときに中心となるポイントです。また、オブジェクトが移動するときのポイントのロケーションも表します。
ビューウィンドウでオブジェクトを選択するとき、すべてのオブジェクトに関連した小さな青緑色の点が表示されます。これが、オブジェクトのピボットポイントです。

実際には2つの異なるピボット ポイントがあり、1 つは回転とスケーリング用で、もう 1 つは移動用です。これらは Transform > Local > Set Pivot を使用することで、分離することができます。2 つのピボットを異なるロケーションに配置すると、アニメーションの作成に便利です。たとえば、オブジェクトを別のポイントの周囲で回転またはスケーリングさせながら、パスに従ってオブジェクトを移動させることなどができます。
オブジェクトの変換はすべて、ピボット ポイントと関連して行われます。
| 変換 | ピボットとの関係 |
|---|---|
移動![]() | ピボット ポイントを移動(オブジェクトはピボット ポイントに沿って移動) |
スケール![]() | ピボット ポイントの内/外に向かってオブジェクトをスケーリング![]() |
回転![]() | ピボット ポイントを中心にオブジェクトを回転![]() |