Surfaces > Swept Surfaces > Anim Sweep

一定の時間の間のアニメカーブの動きをスイープしてサーフェスを作成します。アニメカーブは、「軌跡」を残して移動していくサーフェスやコンストラクションカーブのようなものです。

Animate Sweep オプション

Sweep

Snapshots — アニメカーブの「スナップショット」から新しいカーブを作成します。Skin、Extrude、Rail Surface のようなツールのコンストラクションカーブとしてこのカーブを使用できます。

Connect Snapshots — アニメカーブのスナップショットから新しくスキニングされたサーフェスを作成します。

Snapshots

このオプションは、Sweep が Connect Snapshots に設定されているときは効果がありません。

Individual — 作成した「スナップショット」カーブはグループ化されません。

Grouped — 作成した「スナップショット」カーブを、スナップショットカーブを選択して、Edit メニューから Group を指定した場合と同じようにグループ化します。

Parameters

ヒント:

Animation メニューの Param Control を使用して、グローバルアニメーションとローカルアニメーションのパラメータを設定します。

All — アニメカーブのパラメータをすべてアニメーション化します。

Global — アニメカーブのグローバルパラメータのみアニメーション化します。

Local — アニメカーブのローカルパラメータのみアニメーション化します。

Hierarchy

None — カーブに加えて、特定のオブジェクトをアニメーション化するかどうか制御します。

選択したカーブのみアニメーション化します。

Below — Sweep モードが Snapshots のとき、選択したカーブと DAG にあるカーブより下のすべてのジオメトリをアニメーション化します。

Sweep モードが Connect Snapshots のとき、選択したカーブと関連する CV をアニメーション化します。

Above — 選択したカーブと DAG にあるカーブより上のすべてのジオメトリをアニメーション化します。

Both — 選択したカーブ、関連する CV、DAG ノードにあるカーブの上下のすべてのジオメトリをアニメーション化します。

Frame Range

All — アニメーションの使用可能なフレームの全範囲にわたって選択されたカーブをアニメーション化します。

By Frame スライダを使用してスナップショットの間隔を設定します。

Prompt — ツールを使用するときに、必ず開始フレーム、終了フレーム、フレーム間隔を確認します。

Option Window — Anim Sweep ツールを使用するたびに、Options ウィンドウで開始フレーム、終了フレーム、フレーム間隔を設定します。

Start/End Frame

このオプションは、Frame Range が Option Window のとき表示されます。

スナップショットを作成するためのカーブアニメーションの開始フレームと終了フレーム。

By Frame

このオプションは、Frame Range が All または Option Window のとき表示されます。

スナップショットとスナップショットの間の各ステップのフレーム数。

たとえば、値が 1 のときはすべてのフレームを表示し、値が 2 のときには 1 つおき、値が 3 のときには 2 つおきにフレームを表示します。

アニメカーブをスイープする

一定の時間の間のアニメカーブの動きをスイープしてサーフェスを作成します。アニメカーブは、「軌跡」を残して移動していくコンストラクションカーブのようなものです。

アニメーションツールの使用に熟練している場合は、Anim Sweepを使用すると、ExtrudeやSweptだけでは困難または不可能である、複雑なエフェクトを簡単に作成することができます。オプションを使用してスイープを変更する代わりに、すべてのポイントで新規サーフェスの断面を完全に制御することができます。

Anim Sweep ツールは、次のオプションによってアニメーション化されたカーブをスイープできます。

Set keyframe
Set motion
Set key shape

カーブ全体やカーブの CV をアニメーション化できます。

アニメカーブをスイープするには

カーブをアニメーション化します (アニメーションツールの使用について詳しくは、『Alias のアニメーション』を参照してください)。
アニメカーブを選択します。
ツールパレットから、Surfaces > Swept Surfaces > Anim Sweep を選択します。
Frame Range オプションを Prompt に設定した場合は、プロンプトラインに、開始フレーム、終了フレーム、フレームの増分をスペースで区切って入力します。

フレームの増分は、ステップ表示する場合に、スナップショットごとに勧めるフレームの数です。たとえば、増分が 1 のときはすべてのフレームを表示し、値が 2 のときには 1 つおき、値が 3 のときには 2 つおきにフレームを表示します。
Anim sweep ツールは、アニメーションの各ステップでカーブのスナップショットをテイクし、一連のコンストラクションカーブを作成します。
- Sweep オプションが Snapshots に設定されている場合、Anim sweep ツールからカーブを維持するかどうかを確認するメッセージが表示されます。スナップショットカーブが間違っていると思われるので、アニメーションを変更してから、もう一度実行する場合は、No をクリックします。
- Sweep オプションがConnect Snapshots に設定されている場合、Anim Sweep ツールにより、アニメカーブのスナップショットに沿って自動的に新規サーフェスがスキニングされます。

注とヒント

Sweep オプションが Connect Snapshots に設定されているときに SBD ウィンドウでカーブを選択するには、カーブの真上にあるノードを選択する必要があります。
CV アニメーションを使用するには、Hierarchy オプションを Below または Both に設定します。

制限事項

Surfaces > Swept Surfaces > Anim Sweep では、Above オプションは機能しません。

オブジェクトを階層的にアニメーション化するときに、ルート以外のノードが選択されている場合、Anim sweep を Above に設定された階層で起動すると、選択したノード上のアニメーションは無視されます。同様に、オプション Both が選択されていて上にアニメーションがある場合、このアニメーションは認識されません。

ジオメトリをコピーしてその他のブランチを削除し、Below に設定された階層を持つルートノード付近から Anim sweep を実行します。