概要 - 境界オフセットが異なるスペースを合成する

合成するスペースのスペース境界が異なる方法で決定される場合、最初に選択したスペースで使用されている方法が、合成の結果得られるスペースでも使用されます。

例 1: 最初のスペースの境界がスタイルでオフセットされ、スタイルでは境界間のオフセットが 0.25 m に定義されているとします。2 番目のスペースの境界は手動でオフセットされ、個々の境界の間のオフセットは 0 になっています。 最初のスペースを 2 番目のスペースに合成すると、2 番目のスペースに属していた境界が最初のスペースのスタイルによって再計算され、互いに 0.25 m の距離にオフセットされます。

境界オフセットのタイプが異なるスペースを合成

例 2: スペース 1 の境界は手動でオフセットされ、個々の境界間が 0.3 でオフセットされているとします。 スペース 2 の境界はスタイルでオフセットされ、スタイルでは境界間のオフセットが 0.25 m に定義されています。スペース 1 をスペース 2 に合成すると、合成の結果得られるスペースの[オフセット境界]プロパティの値は[手動]になります。 スタイルベースのオフセットを使用したスペースのネット境界、使用可能な境界、グロス境界はグリップ編集できないため、両方のスペースの基本境界だけが合成されます。 2 番目のスペースの境界は図面から削除されます。