概要 - ActiveX 関数を使用するプロセス(AutoLISP/ActiveX)

このセクションでは、ActiveX オートメーションを使用して AutoCAD 図面に円オブジェクトを作図するコード例を示しました。次の一連の関数呼び出しを使用しました。

(vl-load-com)
(setq acadObject   (vlax-get-acad-object))
(setq acadDocument (vla-get-ActiveDocument acadObject))
(setq mSpace       (vla-get-ModelSpace acadDocument))
(setq mycircle     (vla-addCircle mSpace 
     (vlax-3d-point '(3.0 3.0 0.0)) 2.0))

この例の文によって、次のことを行いました。

• AutoLISP の ActiveX サポート関数をロードしました。
• Application オブジェクトにポインタを返しました。
• Application オブジェクトの ActiveDocument プロパティを使用して、Document オブジェクトへのポインタを取得しました。これにより、現在の AutoCAD 図面にアクセスできるようになりました。
• ドキュメント オブジェクトの ModelSpace プロパティを使用して、モデル空間オブジェクトへのポインタを取得しました。
• モデル空間で円を描きました。

次に、AutoCAD のオブジェクト モデル内を移動した階層パスを示します。