オブジェクトを選択、処理したり、オブジェクトの拡張データを使用することができます。
選択セットとオブジェクトを扱う AutoLISP ® のほとんどの関数は、選択セットまたはオブジェクトを図形名で識別します。選択セットは、現在のセッションだけで有効であるため、名前の非持続性は問題になりません。しかし、オブジェクトの場合は図面データベースに保存されるので、非持続性が問題になります。異なるセッションで同じ図面内の同じオブジェクトを参照する必要があるアプリケーションは、オブジェクトのハンドルを使用できます。
AutoLISP はシンボル テーブルを使用して、画層、線種、ブロック定義など、図面に関連するグラフィックスおよび非グラフィックス データのリストを管理します。シンボル テーブルの各項目は、それらに関連付けられている図形名とハンドルを持ち、AutoCAD ® の他の図形を操作するのと同じように操作できます。