旧図面ファイル形式(2007 DWG 形式以前)に保存された図面は、256MB より大きなオブジェクトをサポートしていません。2010 DWG 形式では、この制限はありません。
システム変数 LARGEOBJECTSUPPORT は、図面の保存時に、オブジェクト サイズの制限および表示される警告メッセージをコントロールします。
次のいずれかの制限を超える場合、その問題が解決するまでは、図面を 2007 DWG 形式以前の図面ファイル形式に保存することはできません。サイズ制限を解決するには、図面またはオブジェクトを複数の図面またはオブジェクトに分割します。
- 図面ファイルは、4GB の内部サイズ制限を超えることはできません。このサイズは、圧縮されていないときの図面内のすべてのオブジェクトの合計サイズに基づいています。通常、図面ファイルは圧縮されるため、ディスクに保存される図面ファイルの最終的なサイズは、図面内のオブジェクトのサイズと数によって異なります。
- 図面の個々のオブジェクトは、それぞれ 256MB の非圧縮サイズの制限を超えることはできません。たとえば、図面を保存して圧縮したときに、メッシュ オブジェクトのサイズが 75MB になる場合でも、圧縮しないときは同じオブジェクトが 257MB になることがあります。
注: 64 ビット版を使用しているときは、大きなサイズのオブジェクトと図面に対してより効率的に作業できます。ただし、作成する図面ファイルが、32 ビット版の旧リリースでは大きすぎて開けなくなる可能性があります。