-VIEW[ビュー管理] (コマンド)

次のプロンプトが表示されます。

[一覧(?)]

図面中の名前の付いたビューおよびカメラが一覧表示されます。

図面中の名前の付いたビューが一覧表示されます。

リストには、指定したビューの名前およびそれが定義された空間が含まれます。M はモデル空間、P はペーパー空間を表します。

[削除(D)]

1 つまたは複数の名前の付いたビューを削除します。

[直交投影(O)]

指定された定義済みの直交投影ビューを現在のビューポートに呼び出します。

指定した直交投影ビューの視線方向は、システム変数 UCSBASE に基づいています。このシステム変数は、既定ではワールド座標系に設定されています。直交投影ビューの 1 つが呼び出されると、現在のビューポートでオブジェクト範囲にズームされます。

[呼び出し(R)]

指定されたビューを現在のビューポートに呼び出します。ビューと一緒に UCS 設定が登録されていた場合、この設定も呼び出されます。

登録されているビューの中心点と倍率も呼び出されます。ペーパー空間で作業しているときにモデル空間ビューを呼び出そうとすると、そのビューを呼び出すビューポートを選択するようプロンプトが表示されます。

ビューポートを選択するときは、その枠を指定します。選択するビューポートはオンになっていてアクティブでなければなりません。ビューポートを選択すると、モデル空間に切り替えられ、選択したビューポートに目的のビューが呼び出されます。

レイアウト タブでのモデル空間で作業しているときにペーパー空間ビューを呼び出すと、ペーパー空間に切り替えられた上で、そのビューが呼び出されます。[モデル]タブで作業している場合、ペーパー空間ビューは呼び出せません。

[登録(S)]

現在のビューポート内の表示を指定した名前で登録します。

ビューを登録するとき、システム変数 UCSVIEW の現在の値が表示されます。設定を変更してこのオプションのオン/オフを切り替えるには、VIEW[ビュー管理]コマンドの[UCS(U)]オプションを使用します。

[設定(E)]

VIEW[ビュー管理]コマンドのさまざまな設定を指定します。

[背景(B)]

(AutoCAD LT では使用できません)

ビューの背景を指定します。背景は、3D 表示スタイルでのみ表示されます。

[分類(C)]

名前の付いたビューの分類を指定します。名前の付いたビューは、[シート セット管理]ダイアログ ボックスの[一覧表示]タブに分類されて表示されます。

[画層のスナップショット(L)]

新しい名前の付いたビューと一緒に、現在の画層の表示/非表示設定を登録します。

[ライブ断面(S)]

(AutoCAD LT では使用できません)

モデル ビューの場合のみ、ビューが復元されるときに適用されるライブ断面を指定します。

[UCS(U)]

ビューを登録するときに現在の UCS と高度の設定を登録するかどうかを決定します。(システム変数 UCSVIEW)

[表示スタイル(V)]

(AutoCAD LT では使用できません)

ビューの表示スタイルを設定または更新します。

[窓(W)]

現在の表示の一部をビューとして登録します。

このようなビューを呼び出すと、オブジェクトが指定した窓の外側に表示されることもあります。これは、指定した窓の形が、ビューを呼び出す現在のビューポートと違うことから起こります。ただし、ビューを印刷すると、ウィンドウの内側のオブジェクトのみが印刷されます。ビューポートの全体は表示されません。