オブジェクトとイメージから作成したツールは、必要なときにはいつでも再利用できます。
ツールパレットは、複数のタブで構成されている[ツール パレット]ウィンドウ内の領域です。この領域には、 「ツール」と呼ばれる項目が含まれています。一般的なツールは次のとおりです。
ツールをツール パレットにドラッグすることで作成してから、そのツールを使用して同じプロパティを持つオブジェクトを作成します。たとえば、線の太さが 0.05 mm の緑の円を、図面からツール パレットにドラッグします。その後、このツールを図面にドラッグすることで、図面に線の太さが 0.05 mm の緑の円を追加することができます。
新しいジオメトリ オブジェクトまたは寸法ツールは、適切なフライアウトとともに自動的に作成されます。フライアウトは、ツールのプロパティを継承します。オブジェクト ツールのフライアウトには、同じプロパティで作成することができるその他のオブジェクトが含まれています。寸法ツールのフライアウトでは、さまざまな寸法の種類を使用できます。ツールの矢印をクリックして、フライアウトを表示します。
ブロックまたは外部参照を挿入するツールを使用するときには、いくつかのオプションが利用できます。
ツール パレットから挿入したブロックは、ブロックの単位と現在の図面の単位の比率に従って自動的に尺度設定されます。たとえば、現在の図面ではメートル、ブロックではセンチメートルを使用している場合、単位の比率は 1 m/100 cm になります。ブロックを図面内にドラッグすると、1/100 の尺度で挿入されます。
ソース図面でブロック定義を修正しても、現在の図面に挿入されているブロックは自動的には更新されません。挿入されているブロックは、ツールのショートカット メニューのツールを使用して再定義できます。[再定義]オプションは、ブロック定義のソースが図面ファイル内のブロックではなく図面ファイルの場合は利用できないことがあります。図面を挿入することによって作成されたブロック定義を更新するには、DesignCenter を使用します。