オブジェクトのサイズを変更し、一方向だけに長くまたは短くしたり、縦横比を変えずに大きくまたは小さくすることができます。
端点、頂点、または制御点を移動することで、特定のオブジェクトをストレッチすることもできます。
LENGTHEN[長さ変更]コマンドによって、円弧の中心角と、次のオブジェクトの長さを変更できます。
この結果は、延長やトリムを行った場合と同じようになります。次の操作を行うことができます。
STRETCH[ストレッチ]では、交差選択窓と交差するオブジェクト、またはその内側にあるオブジェクトの端点の位置を変更します。
基点を指定し、次に移動距離を指定するための点を指定して、オブジェクトをストレッチします。
正確にストレッチするには、オブジェクト スナップ、グリッド スナップ、および相対座標入力を使用します。
SCALE[尺度変更]コマンドを使用すると、オブジェクトを均等に拡大または縮小できます。オブジェクトを尺度変更するには、基点と尺度係数を指定します。代わりに、現在の作図単位に基づく尺度係数として使用される長さを指定することもできます。
尺度係数が 1 より大きいと、オブジェクトは拡大します。尺度係数が 1 より小さい(ただし 0 より大きい)と、オブジェクトは縮小します。
尺度を変更すると、選択したオブジェクトのすべての寸法のサイズが変更されます。尺度係数が 1 より大きいと、オブジェクトは拡大します。尺度係数が 1 より小さいと、オブジェクトは縮小します。
参照によって尺度を変更することもできます。参照による尺度変更では、既存の距離が新しいサイズの基準として使用されます。参照によって尺度変更するには、現在の距離を指定し、次に変更後の距離を指定します。たとえば、オブジェクトの 1 辺の長さが 4.8 単位で、これを 7.5 単位に拡大する場合は、4.8 を参照する長さとして使用します。
[参照(R)]オプションを使用して、図面全体を尺度変更することも可能です。たとえば、元の作図単位を変更する必要がある場合に、このオプションを使用します。図面内のすべてのオブジェクトを選択します。次に、[参照(R)]オプションを使用して 2 点を指定し、新しい長さを指定します。図面内のすべてのオブジェクトが、それに従って尺度変更されます。