概要 - レンダリング ワークフロー

光源とマテリアルは、フォトリアリスティックなイメージがプログラムのレンダラでレンダリングされる前に、3D モデルに追加することができます。

次に、3D モデルをセットアップし、シーンからフォトリアリスティックなイメージをレンダリングする場合の基本的なプロセスの概要を説明します。

AutoCAD 2015 以前の AutoCAD ベース製品で設定された図面をレンダリングする方法については、「概要 - 現在のリリースと旧リリースのレンダリングの違い」を参照してください。

タスク 関連コマンド
1. 3D ソリッド、サーフェス、メッシュ、3D 面を使用してレンダリングされるオブジェクトを含む 3D モデルを作成します。 3DFACE[3D 面]、3DMESH[3D メッシュ]、BOX[直方体]、CONE[円錐]、CYLINDER[円柱]、EDGESURF[エッジ サーフェス]、EXTRUDE[押し出し]、LOFT[ロフト]、MESH[メッシュ作成]、PFACE[ポリ メッシュ]、PLANESURF[平面サーフェス]、POLYSOLID[ポリソリッド]、PRESSPULL[境界引き伸ばし]、PYRAMID[角錐]、REVOLVE[回転ソリッド]、REVSURF[回転サーフェス]、RULESURF[ルールド サーフェス]、SPHERE[球]、SURFBLEND[ブレンド サーフェス]、SURFNETWORK[ネットワーク サーフェス]、SURFOFFSET[オフセット サーフェス]、SURFPATCH[パッチ サーフェス]、SWEEP[スイープ]、TABSURF[タビュレート サーフェス]、TORUS[トーラス]、WEDGE[くさび]
2. レンダリングする 3D モデルのビューを定義します。

整合性を保つために名前の付いたビューを使用して、ビューの切り替えを容易にする。

VIEW[ビュー管理]
3. 現在のビューに背景を割り当てます。 BACKGROUND[背景]、VIEW[ビュー管理]
4. 3D オブジェクトにアタッチするマテリアルを作成します。 MATBROWSEROPEN[マテリアル ブラウザを開く]、MATEDITOROPEN[マテリアル エディタを開く]
5. マテリアルを 3D オブジェクトに直接または画層別にアタッチします。 MATERIALASSIGN[マテリアル割り当て]、MATERIALATTACH[マテリアル アタッチ]
6. ユーザ定義光源を追加、または既定の照明を使用します。
注: システム変数 LIGHTINGUNITS が 1 または 2 に設定されている必要があります。

既定の照明の代わりとして、または、暗い領域以外のシーン全体を光で満たすために、イメージベースの照明を有効にします。

DISTANTLIGHT[遠隔光源]、FREESPOT[フリー スポットライト]、FREEWEB[フリー配光光源]、LIGHT[光源]、POINTLIGHT[点光源]、SPOTLIGHT[スポットライト]、WEBLIGHT[配光光源]、RENDEREXPOSURE[レンダリング露出調整]
7. または、屋内または屋外の建築シーンをレンダリングするために、[日照と上空]ベースの照明を有効にし、設定を定義します。
注: システム変数 LIGHTINGUNITS が 1 または 2 に設定されている必要があります。
SUNPROPERTIES[日照プロパティ]
8. [低(L)]のレンダリング プリセットを現在に設定します。 RENDERPRESETS[レンダリング プリセット]
9. アタッチしたマテリアルと照明をテストするために、3D モデルの領域をレンダリングします。 RENDERCROP[レンダリング クロップ]
10. テスト レンダリングの結果に基づいて、シーンのマテリアルと照明を調整します。  
11. レンダリング環境と露出を設定します。 RENDEREXPOSURE[レンダリング露出調整]
12. 他のテスト レンダリングを作成し、マテリアル、照明、一般的なレンダリング環境の設定を希望どおりに変更します。  
13. 希望どおりのレンダリング品質が得られるレンダリング プリセットを現在に設定し、最終的なレンダリング イメージを作成します。 RENDER[レンダリング]、RENDERPRESETS[レンダリングプリセット]
14. レンダリング イメージをラスター イメージ ファイルに保存します。 RENDER[レンダリング]、SAVEIMG[イメージ保存]