概要 - ユーザ座標系(UCS)をコントロールする

UCS の移動や回転は、2D で作業する場合に便利であり、3D で作業する場合には欠かせません。

UCS アイコンをクリックしたり、そのグリップを使用したり、UCS[UCS 管理]コマンドのオプションを使用して、現在の UCS の位置と方向を変更することができます。

たとえば、UCS アイコンをクリックしてグリップを表示します。次に、正方形の原点グリップ(1)をクリックし、新しい位置の終点をクリックします。次に、X 軸グリップ(2)をクリックし、斜線の中点または端点をクリックして X 軸を揃えます。[Esc]を押してグリップをキャンセルします。

斜線の角度で UCS を使用し、その角度でオブジェクトを作成すると非常に簡単です。

追加のワークフローは次のとおりです。

3D で作業している場合は、メッシュ、サーフェス、ソリッドの面やエッジなどを使用して、簡単に UCS を 3D オブジェクトに位置合わせすることができます。