書き出すデータを編成、調整する

書き出しデータは、表または外部ファイルに出力する前に、編成、調整、書式設定することができます。

データ書き出しプロセスの次の手順では、データ書き出し表でデータをどのように表示するかを調整します。図面からデータが書き出されると、そのデータがデータ書き出しウィザードの[データを調整]ページに列形式で表示されます。このページで列を並べ替えたり、列の順序を変更したり、計算式の列を追加するなどして調整することができます。また、Excel スプレッドシートにリンクして、スプレッドシートの情報を書き出しデータに追加することもできます。

ウィザードのこのページでは、次の操作を実行できます。
  • 列のデータの順序を変更したり、名前を変更したり、非表示にしたり、並べ替える。
  • セルのデータ書式を設定する(例: データの書式を指定したり、文字を小文字に変換する)。
  • 計算式の列を挿入したり、個々の列に集計フッタを挿入する。
  • 列のデータをフィルタする。
  • [数量]列または[名前]列を表示または非表示にする。
  • 同一の行をグループ化したり、個別に表示する。
  • 表を別のウィンドウでプレビューする。
  • Excel スプレッドシートへのデータ リンクを作成する。

[データを調整]ページで、グリッド ビューの列見出しを右クリックして情報を編成するためのオプションにアクセスすることで、表に情報を希望通りに表示したり、外部ファイル内で情報を希望の順序で表示することができます。

データは、展開形式または折りたたみ形式で表示できます。展開形式では、各プロパティがデータ グリッドの個別の行に表示されます。折りたたみ形式では、重複するプロパティ名がまとめてグループ化されます。プロパティの総数がプロパティ行ごとに[数量]列に自動的に表示されます。

データ グリッドに表示されている列はすべて、表または外部ファイルに出力されます。非表示の列は、表または外部ファイルに含まれません。

注: Excel スプレッドシートから書き出された列を非表示にすることもできます。非表示の列は、データ書き出しテーブルには含まれません。

[列の並べ替え]ダイアログ ボックスを使用して、1 つの列または複数の列を同時に並べ替えることができます。

データ グリッドに計算式の列を挿入できます。QUICKCALC[クイック計算]および CAL[ジオメトリック計算]コマンドから、SIN、COS、LOG などの関数を含めて、基本的な算術演算(+、-、*、/)を使用できます。計算式の列の列見出しにはアイコンが表示されます。

数値データを含む同一の行を集約すると、同じプロパティを含むすべての行が 1 つの行に折りたたまれ、データの総数が表示されます。

データを編成したら、次の手順では、[出力を選択]ページで出力形式を選択します。

Excel スプレッドシートの列

書き出しデータと一緒に Excel スプレッドシートの列を含める場合は、[外部データをリンク]ダイアログ ボックスを使用して、XLS ファイルへのリンクを設定します。

Excel スプレッドシートの列を書き出した場合、その列をデータ書き出し列として編成、操作、非表示にすることができます。Excel の各列見出しのアイコンでデータ書き出し列とスプレッドシートの列が区別されます。データ書き出し表には、アイコンは表示されません。

スプレッドシートの列名に次の文字のいずれかが含まれている場合は、[データを調整]ページのデータ グリッドに列が表示される前に、それらの文字が削除されます。

< > / “ : ; ? * | = ‘

Excel スプレッドシートの列には、書き出す図面データの列とまったく同じように見出しが付き、どちらの列も表示されます。ただし、Excel の列見出しには、見出しの名前に「-(外部)」が付加されます。