カスタム プログラム ファイルは、デジタル署名されているいないに関わらず、同じ方法でロードできます。ただし、デジタル署名されたファイルを配置する際には、追加で考慮する事項がいくつかあります。
デジタル署名されているカスタム プログラム ファイルをロードすると、AutoCAD ベースのプログラムによって、ファイルにアタッチされたデジタル署名が確認されます。デジタル署名が確認できたかどうかのメッセージ ボックスが表示されて、作図環境へのプログラム ファイルのロードが許可されたり、許可されなかったりします。
次に、カスタム プログラム ファイルのロード時に、メッセージ ボックスに表示される情報に影響を及ぼす状況の概要を説明します。
推奨: ファイルはロードしても安全なはずですが、このファイルを初めてロードする場合は、ファイルのソースを確認した方がいいでしょう。
解決策 : ファイルをロードし、予定通りに使用します。必要に応じて、この発行元を信頼して、この発行元の署名があるファイルのすべてにメッセージ ボックスが表示されないようにします。
デジタル署名は、次のような場合は確認できません。
推奨: ファイルのソースを確認し、ファイルの署名に使用されたデジタル証明書がインストールされていることを確認します。
解決策: ファイルの署名に使用されているデジタル証明書を[信頼されたルート証明機関]ストアにインストールします。個人でまたは自社で証明書を作成している場合にデジタル証明書をインストールする方法については、「デジタル証明書をインポートするには」を参照してください。
推奨: ファイルをロードしないでください。
解決策: ファイルの確認され、署名されているバージョンを取得します。ファイルにデジタル署名を行う方法については、「概要 - カスタム プログラム ファイルにデジタル署名を行う」を参照してください。