コマンドのエイリアスは、標準の完全なコマンド名の代わりとしてコマンド プロンプトに対して入力することができる短縮されたコマンド名で、プログラム パラメータ(PGP)ファイルにに格納されています。
コマンドのエイリアスの例としては、LINE[線分]コマンドを開始する L があります。LINE と入力したり、ユーザ インタフェースの[線分]ボタンを探すよりも、L と入力した方がすばやく操作できます。
プログラム パラメータ(PGP)ファイルは、拡張子が .pgp のプレーン ASCII テキスト ファイルです。このファイルは、Windows のメモ帳や Mac OS の TextEdit のような簡単なテキスト エディタ、または Windows 版の Express Tool の一部である Alias Editor (ALIASEDIT コマンド)を使用して編集することができます。
最新バージョンに移行する際には、旧バージョンからプログラム パラメータ(PGP)ファイルをコピーすることはお勧めできません。このようにすると、追加された新しいコマンドのエイリアスが失われてしまいます。旧バージョンで使われた PGP ファイルにコマンドのエイリアスを追加した場合、[カスタム設定をマイグレート]ユーティリティを使用して最新バージョンにマイグレートするか、PGP ファイル間でコマンドのエイリアスを直接コピーします。