[パネル図面環境設定と既定]ダイアログ ボックス

機器シンボルの挿入尺度、バルーン設定、および画層割り当てなどのパネル機器シンボル図面の既定を設定します。

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 コマンド入力:  AEPANELCONFIG

[パネル設定]は、WD_PNLM という非表示ブロックに属性値として設定を保存します。任意のパネル レイアウト コマンドで、このブロックが現在の図面に存在しない場合は、ブロックの挿入許可を求めるメッセージ ボックスが表示されます。ブロックの位置は重要ではありません。

[項目番号付け]

最初の項目番号として使用する数または文字を指定します。AutoCAD Electrical ツールセット は、同じ番号が常に同一のコンポーネントに適用されるように、項目番号を図面全体またはプロジェクト全体で(多くの図面に渡って)管理します。

[バルーン]

[セットアップ]
バルーン マーカーの種類(円、楕円、ポリゴン、テキスト)、マーカーのサイズ、余白、文字とのギャップを設定するダイアログ ボックスを開きます。
[アクティブな図面内のすべてのバルーンに適用]
このオプションをオンにして、[OK]をクリックすると、現在のバルーンの設定に合わせて、図面内の既存のバルーンがすべて更新されます。

機器シンボル画層

パネル コンポーネントの画層、非テキスト形状画層、銘板画層を設定する[パネル コンポーネント画層]サブダイアログ ボックスを開きます。パネル機器シンボルの画層処理は、AutoCAD Electrical ツールセット の回路図の画層処理と同じ形で動作します。AutoCAD Electrical ツールセット で機器シンボルを挿入すると、このダイアログ ボックスで設定した画層スキーム設定に合わせて機器シンボルがただちに修正されます。

[複数挿入の既定の間隔]

複数の機器シンボルを挿入する場合の x、y 距離の間隔を指定します。

[機器シンボル挿入]

パネル機器シンボルの既定の挿入尺度を指定します。また、属性テンプレート図面および使用する尺度を挿入するかどうかも指定します。

すべての機器シンボルについて、機器シンボルの挿入時に自動的に表示属性を追加するように設定することができます。インテリジェントでない機器シンボル表示を使用している場合でも、簡単な操作で、スマートな AutoCAD Electrical ツールセット 属性が自動的に追加された状態で挿入するように設定できます。

属性テンプレート図面には、次の 5 つがあります。

wd_ptag_addattr_comp.dwg

コンポーネント機器シンボル

[wd_ptag_addattr_trm.dwg]

端子機器シンボル

[wd_ptag_addattr_wtrm.dwg]

端子番号として線番が設定された端子

[wd_ptag_addattr_itemballoon.dwg]

バルーン

適切な属性のテンプレートが存在する場合は、パネル機器シンボルを挿入すると、次の手順が実行されます。

  1. 機器シンボルを構成するオブジェクトを収集し、平均を求めることによって、機器シンボルの中心を検出します。
  2. 機器シンボルの計算された中心に属性テンプレートを挿入します。
  3. 重複する属性が存在しないことを確認します。重複する属性が検出された場合、機器シンボルの属性が維持されます。
  4. 挿入した機器シンボルで追加した属性を再ブロックします。
  5. 回路図データを機器シンボルに追加します。ターゲット属性が存在する場合は、このデータが属性データとして追加されます。ターゲット属性が存在しない場合は、データが非表示の Xdata として追加されます。

AutoCAD Electrical ツールセット で属性テンプレート図面の検索を実行しない場合、[使用可能]をチェック ボックスをオフにします。使用可能な場合、サイズを変えずに挿入するには尺度係数 1.0 を選択します。特定の文字の高さに合わせて尺度変更することも選択できます。

[パネル配線接続レポートXYZ オフセット リファレンスをレポート]

パネル配線接続レポートで使用する X、Y、Z オフセットの値を指定します。機器シンボルに X?TERMxx 属性が割り当てられている場合は、XYZ 配線接続ロケーションがレポートに表示され、指定した値に基づいてオフセットされます。

形式: パネル配線接続の文字

[配線の注釈]機能で使用する既定の配線接続の文字形式を定義するには、[セットアップ]ボタンをクリックします。