回路ビルダ: 配線タイプを線番なしとして定義するには

配線タイプを定義して、それを「線番なし」に設定する方法は 2 つあります。

注: マーカーブロックに定義された属性値は、スプレッドシートに定義されたすべての値より優先されます。

マーカーブロック方法

配線のマーカーブロックを含む回路テンプレート図面を開きます。
配線の正しいマーカーブロックを見つけます。
「_WIRENUMBERS=0;_WIRETYPE={画層名}」の形式を使用して、MISC1 の属性値を編集します。
- _WIRENUMBERS=0 は、その画層を線番なしとして定義します。このフラグを持たない配線は、既定で通常の線番を持つ画層として作成されます。
  注: このフラグは、配線画層が存在せず、回路の挿入時に作成される場合にのみ適用されます。
- _WIRETYPE={画層名} は、画層名を定義します。
注: MISC1 属性値には、回路ビルダで特別な方法でコンポーネントまたは基準となる配線を処理するように指示する複数の特別な文字フラグを含めることができます。新しい値を追加する場合、他の特別なフラグ値を上書きしないでください。各値はセミコロンで区切ります。
回路テンプレート図面を保存します。

回路ビルダスプレッドシート ace_circuit_builder.xls を開きます。
回路の CATEGORY と TYPE を見つけます。たとえば、CATEGORY: 3ph Motor Circuit とTYPE: Horizontal - FVNR - non reversing などです。
SHEET_NAME 値と同じ名前を持つ回路コードシートを開きます。たとえば、SHEET_NAME: 3ph_H などです。
特定の配線を見つけます。たとえば、CODE: WT01 および COMMENTS: Assign motor wire type - phase 1 などです。
この配線の[COMMAND_LIST]列の API 呼び出しを編集します。たとえば、特別な定義がない場合、この配線タイプの設定 API 呼び出しの最後の引数を使用して、MISC1 コード値にゼロが事前定義されます。
編集前と編集後を示します。

編集前: (c:ace_cb_set_wiretype #data 1 nil nil)

編集後:(c:ace_cb_set_wiretype #data 1 nil “_WIRENUMBERS=0;_WIRETYPE=BRN_10AWG”)
- _WIRENUMBERS=0 は、その画層を線番なしとして定義します。このフラグを持たない配線は、既定で通常の線番を持つ画層として作成されます。
  注: このフラグは、配線画層が存在せず、回路の挿入時に作成される場合にのみ適用されます。
- _WIRETYPE=BRN_10AWG は画層名を定義します。
注: 詳細については、API マニュアルを参照してください。
スプレッドシートを保存します。