2022.1 Update

2021 年 7 月 13 日

修正された問題

[カスタマー エラー報告]ユーティリティで報告された問題

[カスタマー エラー報告]ユーティリティによってお客様から寄せられた情報を詳細に分析した結果、次の項目を含め、いくつかの問題を特定し、解決することができました。

図面比較
-INSERTCONTENT[コンテンツ挿入]コマンドを使用して挿入された特定のオブジェクトを含む図面を比較すると、クラッシュすることがある。
比較結果で、[違いはありません]の表示切り替えると、クラッシュすることがある。
全般
特定のディスプレイ カードを使用している場合、図面を開いた後にレイアウトを切り替えるとクラッシュすることがある。
新しい図面を作成した後、Autodesk Account からサイン アウトして AutoCAD LT を終了すると、クラッシュすることがある。
シートセット(DST)ファイルが Desktop Connector に保存されている場合、すでに開いているシートセット マネージャのシートを他のユーザが開くと、クラッシュすることがある。
Desktop Connector がオフラインのときにクラウド上のシートセット ファイルを再度開くと、クラッシュすることがある。
[ブロック]パレットの[お気に入り]タブに特殊なブロックを追加したり、[ブロック]パレットで一部の特殊なブロックを含む図面を参照したりすると、クラッシュすることがある。
DRAGMODE[ドラッグ モード]が[自動]に設定されている場合、複数のオブジェクトに対して MOVE[移動]コマンドまたは MIRROR[鏡像]コマンドを使用すると、クラッシュすることがある。


全般的な更新内容

次の問題点が解決されました。

カウント
新しいカウントの表を挿入した際、現在の表スタイルを参照するようになりました。
ブロックを非表示画層またはフリーズ画層に変更しても、[カウント]パレットのカウント数が更新されるようになりました。
[カウント]パレットを開いた状態でポリラインを描画するときのパフォーマンスが向上しました。
表示
最小化された状態のリボンをドッキング解除しても、リボンが正しく表示されるようになりました。
編集
ラスター イメージ上で画面移動した際のパフォーマンスが向上しました。
一部の図面でスプラインを編集しても、AutoCAD LT がハングアップしなくなりました。
オブジェクト スナップおよびカーソル設定を使用した際、オブジェクト スナップがより正確になりました。
MEASURE[メジャー]コマンドを使用して挿入したブロックが、正しく尺度設定されるようになりました。
一部の円弧オブジェクトが、正しくトリムされるようになりました。
印刷
特定のプロッタド ライバを使用していても、外部参照内の TIF オブジェクトがファイルに正常に出力されるようになりました。
HPGL2 ドライバがインストールされている場合、大きなラスター図形を含む図面でも、メモリの問題なしにファイルに正しく出力されるようになりました。
hpg216.hdi ドライバを使用している場合、メモリの問題なしに図面が正しく印刷されるようになりました。
[印刷]ダイアログ ボックスで、既定の Windows システム プリンタをエラーなしに選択できるようになりました。
OLE オブジェクトの表のセルが、白い背景に黒の文字で PDF に正しく出力されるようになりました。
図面を PDF にパブリッシュした場合、元の文字書式が保持されるようになりました。
一部の特定のプロッタ ドライバで、印刷プレビューと印刷結果が正しく一致するようになりました。
Sprit プロッタドライバで、カスタム ページ用紙サイズが正しく設定されるようになりました。
選択する用紙サイズと余白の単位タイプが、[プロッタ環境設定エディタ]の現在の設定と一致するようになりました。
パフォーマンス
一部のプロッタ スタイルを使用して、一部の図面を PDF に出力する際のパフォーマンスが向上しました。
[スタート]タブから Autodesk Docs ファイルにアクセスする際のパフォーマンスが向上しました。
NVIDIA ディスプレイ カードを使用している場合のカーソル移動のパフォーマンスが向上しました。
トレース
[トレース]パレットが自動的に更新され、現在の図面の正しい状態が表示されるようになりました。
全般
大きな座標で作業していても、交差するポリラインをオブジェクト スナップが正しく認識するようになりました。
SHARE[共有]コマンドを使用して図面へのリンクを共有した場合、Web リンクが正常に生成されるようになりました。
システム変数 HPLINETYPE が 1 に設定されている場合、比較モード時にハッチング オブジェクトが正しく検出されるようになりました。
シートの改訂番号など、シート セットのプロパティがシート セット マネージャに正しく反映されるようになりました。
アプリケーション ウィンドウの[最小化]、[最大化]、[閉じる]ボタンが正常に表示されて機能するようになりました。
原点から遠く離れた垂直寸法に対しても、寸法線折り曲げを追加できるようになりました。
アプリケーションのフォーカスを切り替えた際、浮動図面ファイル タブが画面の端に沿うようになりました。