ブロック エディタ内に、ダイナミック ブロックをテストするためのウィンドウを表示します。
BTESTBLOCK[ブロック テスト]コマンドは、ブロック エディタ内でのみ使用できます。ブロック テスト ウィンドウを使用することによって、ブロック エディタを閉じずに、ダイナミック ブロックをテストできます。ダイナミック グリップをテストしたり、[プロパティ]パレットを表示してプロパティを変更したときの動作をテストすることができます。ブロックの追加のコピーを挿入して、挿入動作をテストすることもできます。ブロック定義に対する変更を保存せずに、ブロックに変更を加えてテストすることができます。
ブロック テスト ウィンドウでは、BEDIT[ブロック エディタ]、SAVE[保存]、SAVEAS[名前を付けて保存]、QSAVE[クイック上書き保存]コマンド以外のすべての AutoCAD コマンドは、同じように動作します。BEDIT[ブロック エディタ]コマンドは、ブロック テスト ウィンドウでは使用できません。SAVE コマンドおよび QSAVE コマンドを実行すると、ウィンドウから[ブロック テスト]状態が除去され、ブロック テスト ウィンドウが開いた図面となります。ブロック テスト モードになると、[ブロック テスト ウィンドウを閉じる]コンテキスト パネルがリボンに追加されます。
ブロック エディタで BCLOSE[ブロック エディタを閉じる]、BTESTBLOCK[ブロック テスト]、CLOSE[閉じる]コマンドを実行すると、ブロック テスト ウィンドウが自動的に閉じられ、テンポラリ ファイルが破棄されます。BTESTBLOCK コマンドを実行すると、現在のブロック テスト ウィンドウが閉じられ、現在の定義を使用して新しいウィンドウが開かれます。